Omnidirectional bloghttps://omniblog.tokyoジャンルを特化せずお役立ち情報・ノウハウ・知恵・経験などを発信するブログです。Fri, 31 Mar 2023 14:47:04 +0000jahourly1https://omniblog.tokyo/wp-content/uploads/2022/01/cropped-omniblog-sitelogo1-32x32.pngOmnidirectional bloghttps://omniblog.tokyo3232 201904969【箱根湯本】源泉掛け流し温泉と美味しい料理 ますとみ旅館https://omniblog.tokyo/hakoneyumoto-masutomi/https://omniblog.tokyo/hakoneyumoto-masutomi/#respondFri, 31 Mar 2023 14:58:00 +0000https://omniblog.tokyo/?p=2277

『ままね湯』という同旅館独自の源泉による温泉があり、体にやさしく美味しい料理を味わえる『箱根湯本温泉 ますとみ旅館』の紹介です。]]>

久しぶりに訪れた箱根で、自分にとってはまた一つ落ち着ける宿との出会いがありました。目的や嗜好が合えばおすすめの宿ですので紹介しておきたいと思います。

『ままね湯』という同旅館独自の源泉による温泉があり、体にやさしく美味しい料理を味わえる『箱根湯本温泉 ますとみ旅館』です。

箱根湯本駅からも近く、温泉と食事を目的に是非とも再度リピートしたい宿です。

元々情報を持っていない旅館でしたが、全国旅行支援「いざ、神奈川!」につられて箱根湯本観光協会のホームページから得た情報をもとに電話予約し利用した宿です。

箱根湯本駅から近く、コスパも良い宿として、良質の温泉と美味しい料理そして癒しのひとときを求めるにはぴったりで大満足でした。実は家族で既に早々とリピートさせてもらいました。

全国旅行支援「いざ、神奈川!」の期間延長もあるようなので是非参考にしてください。

「ますとみ旅館」基本情報

このお宿に関する基本情報は、その時点での正しくタイムリーな情報を確認する意味でも以下の箱根湯本温泉 ますとみ旅館 ホームページを参照することをお薦めします。以下に、実際に行ってみての感想を少しだけ書き加えておきます。

ますとみ旅館さんは、箱根の峠の出入口の場で100年以上旅人をもてなしてきた思いを引き継ぎ、癒やしの源泉「ままね湯」と医食同源料理を堪能できる老舗旅館です。

建物全体や部屋の扉部などに古さは感じるものの、リフォームされた内装は極端な古さは全く感じられず、程よい感じの雰囲気を味わえます。シティーホテル感やラグジュアリー感を求める方にはお勧めできないかもしれませんが、外観からのイメージとは少し違い、思っていたよりは清潔感や落ち着きを感じるお宿でした。

宿全体は小規模で、おかみさんと外国人と思われる数人のスタッフでの運営となっています。おかみさんはいつもにこやかに対応してくれ、近隣や観光地の細かい情報などにも精通していて気配りも行き届いています。スタッフも、テキパキと仕事をこなし好感の持てる対応でした。かと言って、過度なサービスは全くなく、部屋や浴場などでスタッフとのコンタクトは無いため気を使うことなく過ごせるのが嬉しかったです。

利用前の情報チェックでは階段が急だとのコメントを散見していました。確かに現代の家屋と比べると多少狭く急ではありましたが少々膝に難を抱える私でも、注意を払えば問題はありませんでした。

「ますとみ旅館」おすすめポイントや注意点

体験談として、印象に残った点やおすすめポイント、注意点などを書き残してみました。参考にしてみてください。

  • アクセス

    箱根湯本駅から徒歩5分です。ただし、観光客の多い商店街を通りますので実際は7~10分程度になります。
    場所は、箱根湯本駅から塔ノ沢方面へ国道1号線沿いに歩いて行き、商店街を抜け少し先の早川にかかる旭橋を渡ってすぐ左側です。

    暖簾のかかった開き戸が旅館入口です。

  • 館内設備・サービス

    館内は初めての訪問する方にとっては少し複雑な構造になっています。

    旅館入口を入ると土間のような広い玄関になっています。土間から玄関ホールの床への高さが結構高いため、足腰の弱い方には辛いかもしれません。私も少し膝が痛い状況ですので、帰りに靴を履くために土間へ降りる際に少し抵抗感がありました。可能であれば、脇の方だけでもいいので式台のような段を用意していただければなと思いました。玄関ホールから更に数段上がったところが1階になっており、帳場や休み処があります。

    1階には、他に客室とお風呂場≪八角風呂(露天風呂)、妙寿宝泉(内湯)≫があります。お風呂場は地階の内湯2カ所と合わせて男女時間交代制になっています。その時の利用客の状況に応じて地階の内湯などは男女交代の状況が変わることもあるようなので、チェックインの際などに確認するようにしてください。

    地階には内湯2カ所の他に食事処があります。夕食、朝食共に食事処での利用になりますので部屋食はありません。また、食事処利用中に部屋の寝具の上げ下げが行われます(ベッドのみの部屋の場合は未経験で判りません)ので、食事に行く際は自己責任で貴重品は備え付け金庫を利用するなりで扱いに注意した方が無難と思います。

    2階、3階は客室です。最初にも書きましたが、現代の一般的家屋に比べると階段は少し狭く急になっています。少々膝に難を抱える私でも、注意を払えば問題はない程度ではありますが、3階に泊った場合はお風呂や食事処への行き来が3フロア分になりますので予約の際にでも確認された方が良いかもしれません。また、エレベーターはありませんので旅行用の大きなキャリーバッグなどは扱いが大変です。避けた方が良いです。

    館内にマッサージ機や娯楽施設・用具などは一切ありません。温泉と美味しい料理と癒しを求めて行く宿には必要ないと思っています。

    ソフトドリンクとビールの自販機が1台帳場の前にあります。部屋には冷蔵庫と栓抜き、ワインの栓抜きが用意されていますので、飲み物は常識の範囲で事前購入で持ち込みも問題ないと思いますが、食事処への持ち込みは不可と割り切り追加で注文しましょう。

  • 客室

    客室は和室の作りが基本になっています。ホテルタイプではありませんので注意してください。畳敷きの和室やベッドを備えた部屋、ベッド+畳敷きの部屋などバリエーションがあります。人数も2名様限定から最大6人までとなっており、利用者数と寝室のタイプで選ぶことになります。

    老舗旅館ですので古さを感じるところもありますが、客室内装などはきれいで清潔感もあります。部屋のトイレ・洗面もきれいでしたが、部屋によっては内部に階段一段程度の段差がある部屋もあるようでした。

    私は3人で訪問し、2ベッド+和室タイプの部屋(2階)と次の間付和室(1階)を利用しましたが、上階には露天風呂付2名様限定の洋室もあるようです。利用した部屋の洗面・トイレは一体化した造りですが広く清潔感があります。また、洗面には「雪肌精」の化粧水と乳液があり女性には嬉しかったようです。

    1つだけ難点を挙げるとすれば、1階の部屋を利用した際に上階の音(人の声ではなく荷物や人の移動音のようなもの)が結構気になりました。寝入ってしまえば朝まで起きるようなことはありませんでしたが、上階の客層によっては神経質な方は気になるかもしれません。建物の構造上改善は難しいとは思いますが、2階、3階の木の床部分に敷物を敷くなど何か一工夫が欲しいところです。

  • お風呂・温泉

    温泉は全て独自の源泉掛け流しで無色透明・無臭です。塩分を含まないアルカリ性単純泉で、良く温まり肌もすべすべになります。沸かしは行っておらず湯温は44度と聞かれるものの日々変化があるようです。私が利用した際はちょうどうれしい湯温でした。

    温泉は1階に「妙寿宝泉」という内湯に「八角風呂」という露天がついた浴場があり、地階にレトロな感じの内湯が2つあります。1階は22時までが女性、翌朝6時から9時30分までが男性の利用となっています。地階は利用客の男女比などで調整も行われているようですが。基本は地階の2つで男女交代制になっているようです。また、まだ未利用ですが2名1組/45分/2,000円(税別)で貸し切り利用できる屋上露天「蒼天の湯殿」があります。利用については宿へお問い合わせください。

    宿自体が小規模なこともあり浴場が混みあうことはめったにないと思います。人が多い時は少し待って出直せばOKです。私が利用した際は、一泊当たり3度ほど湯処へ行きましたが、ほとんどが一人でゆったりと湯につかることが出来ました。

  • 食事

    食事は和食で、朝夕共に部屋食ではなく地階の『福龍庵』(部屋ごとの個室になっている)でいただく形式です。新鮮な素材を使い、フードロスが無いよう工夫され、一つ一つの料理に手が掛かっているのが判る美味しい料理です。見た目も楽しめ、箱根の温泉宿でこの料理でこの値段でいいのと思えるほど質は高いと思います。量的には個人によって違うと思いますが、私は結構食べる方ですが何の不満もありませんでしたし、夕飯時のごはんや朝食事のごはん・お味噌汁は状況に応じておかわりも可能でした。

    地階の『福龍庵』へは階段の上り下りがあり、食事処で入口や内部にも段差がありますので、くれぐれも注意して楽しい時間を過ごしてください。

    また、食事時間はある程度限定されており、食事処も静かに料理を楽しむ雰囲気ですので、宴会目的は避けた方が良いと思われます。

ますとみ朝食
ますとみ旅館の朝食例 
(左上は湯豆腐、右下は自家製ヨーグルト、他に珈琲がつきました)  

全体的な評価

おすすめポイントに実際の体験を加味して「箱根湯本温泉 ますとみ旅館」宿泊レビューとして5段階で評価してみました。あくまで私の個人的な評価ですが参考にしてみてください。

「箱根湯本温泉 ますとみ旅館」宿泊レビュー
客室
 (3)
食事
 (4.5)
接客
 (4)
館内設備
 (4)
館内サービス
 (3)
価格
 (4)
アクセス
 (4.5)
総合評価
 (4.5)

まとめ

箱根の玄関口である箱根湯本駅から近く、温泉と美味しい和食料理を目的とする落ちつける旅館として、『箱根湯本温泉 ますとみ旅館』を紹介しました。

旅行パンフレットなどを見ては、やっぱり箱根は高いなあという思いで久しく足を運んでいませんでしたが、箱根でも中には常宿にしたくなるような、コスパが良いと思える宿があることを知りました。

決して現代風のラグジュアリーな宿泊先ではなく、目的が合ってないと不満も聞かれるかもしれませんが、長年培われてきた日本文化の流れとしてこのような質の高い温泉宿には是非とも今後も永くそのおもてなしを継承していって欲しいものです。皆さんも機会があったら利用してみては如何でしょうか。

以上

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【2023年1月】都内でちょっと贅沢なアフタヌーンティー アマン東京https://omniblog.tokyo/aman-afternoontea/https://omniblog.tokyo/aman-afternoontea/#respondThu, 16 Mar 2023 06:00:00 +0000https://omniblog.tokyo/?p=2231

アマン東京のアフタヌーンティー「ストロベリー ディライト」(季節限定)の紹介です。]]>

アマン東京のアフタヌーンティー「ストロベリー ディライト」(季節限定)へ行ってきました。今回は持っていたGo to Eat食事券の有効期限内消費のためにここを選んで行ってきましたが、日常的には利用し難い場所のため、皆さんへの紹介を兼ねてブログとして記録に残しておきたいと思います。

以下に公式ページへのリンクや、利用体験からのコメント、レビュー評価、レビューコメントをまとめてみました。ご利用の際の一助になれば幸いです。また少しでもアマン東京でのアフタヌーンティーの雰囲気が伝わればいいなと思います。

まずは、以下がアマン東京のダイニング、アフタヌーンティー「ストロベリー ディライト」に関するページへのリンクになります。≪「ストロベリー ディライト」は2023年1月15日(日)から4月14日(金)期間限定のため期間外はリンクが切れる可能性あり≫

アマン東京のアフタヌーンティー「ストロベリー ディライト」利用時の写真を掲載しておきます。

私からの利用体験コメントをメモ書きしておきます。人によって思いや感じ方はそれぞれと思いますので、あくまでも私の思いです。

利用体験からのコメント
  • おススメの利用目的
    ・特別な記念日や特別なおもてなし
    ・初めての出会いや大事な接客
    ・日常から離れた異空間でのひと時を過ごしたいとき
    ・ランチとしても使えます
  • 特におススメのポイント
    ・一流ホテルのラウンジです。アフタヌーンティー時間帯は臆する感じはありませんが、階下のビジネスエリアとは異なる空間です。フロア全体の雰囲気を贅沢に味わいましょう。
    ・三段トレーの色彩(見映え)、宝石箱のようなプチスイーツ、ティーなど全て贅沢感を堪能できます。特に、スコーン用のクロテッドクリームと自家製ジャムは秀逸です。ゆっくりと時間をとって楽しみましょう。
  • 知っておいた方が良いポイント
    ・あくまでもアフタヌーンティーですので、ビュッフェスタイルの食事ではありません。ただし、お腹一杯にはなりますのでランチとしての利用は問題ありません。
    ・ちょっと立ち寄るというよりも、日時やメンバーを決めて訪れるような店ですので予約ましょう。ネット上の予約では既に全期間中予約が埋まっていますので、電話で相談してみてください。
    ・服装はカジュアルの範疇で問題ありませんが、おススメの利用目的であればちょっとオシャレしていった方がいいですよね。
    ・地下鉄「大手町」駅から外に出ずに行くことができます。東京駅や皇居も近いので周囲の散策もおススメです。

雰囲気を知ることが出来ればと思い、アマン東京ラウンジフロアの写真を数点掲載しておきます。

レビュー評価とコメントを載せておきます。あくまでの私個人の趣味や感覚によるものなのでご了解ください。

レビュー評価
お店の内外装・空間・空気感
 (4)
食事内容・メニュー
 (4)
接客
 (4.5)
価格
 (3)
ロケーション・アクセス
 (4.5)
総合満足度
 (4)
レビューに関するコメント
  • お店の内外装・空間・空気感
    天井が高く開放感のある空間がフロア全体に広がっている。ただし、せっかくの景色が見えるエリアは限定的で、空間が大きいためか空気の希薄感を感じてしまう。内装やフロア真ん中の池などは洗練された印象があり、大手町と言うビジネス街においてはなかなか得難い空間である。
  • 食事内容・メニュー
    一点一点の満足感は高く、全体的なクオリティーは高い。逆に特徴やワクワク感は少ない印象です。ただし、スコーン用に添えられていたジャム類とクリームはおかわりをお願いしたほど美味しかったです。
  • 接客
    一流ホテルなだけに、各スタッフの案内から会計までのマナー、態度、笑顔、マネジメントは申し分ありません。少し残念なのは、スタッフが手薄でティーの追加をしたくてもスタッフが近くを通るのを待たなければならない状況が少なからずあったことです。
  • 価格
    人によって違うとは思いますが、私にとっては超高額メニューです。おのずと利用目的も記念日やイベントに合わせての特別な扱いでの利用となります。価格を忘れてしまうほどの満足感を期待しましたが、「アマン」と「東京・大手町」というブランド料金の上乗せを感じてしまい、自腹での再利用には敷居が高い印象です。
  • ロケーション・アクセス
    地下鉄「大手町」駅直結のタワービル内です。徒歩圏内の他駅も多いためアクセスも最上級です。
  • 総合満足度
    さすがに全体的な満足感は高いのですが、価格を考えると是非ともまた利用したいという思いには今一歩でした。ちょっとした感動やワクワク感が少なかったためと思います。ただし、大事なイベントや同行者によっては利用価値が十分に高く選択肢となり得る場所と内容でした。

お昼から午後のひととき利用できるちょっと贅沢な場として、アマン東京のアフタヌーンティー「ストロベリー ディライト」を紹介しました。日常的に頻繁には利用し難い場所のため、大切な相手と充実した時間を過ごしてみては如何でしょうか。

以上

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https://omniblog.tokyo/aman-afternoontea/feed/02231
【都内おすすめ】ちょっと贅沢なランチブッフェ パークハイアット東京 ニューヨークグリルhttps://omniblog.tokyo/parkhyatt-newyorkgrill-lunch/https://omniblog.tokyo/parkhyatt-newyorkgrill-lunch/#respondFri, 10 Mar 2023 03:00:00 +0000https://omniblog.tokyo/?p=2275

ちょっと贅沢なランチブッフェ パークハイアット東京 ニューヨークグリルの公式ページへのリンクや、利用体験からのコメント、レビュー評価、レビューコメント情報です。]]>

2023年1月に久しぶりにパークハイアット東京 ニューヨークグリルのランチビュッフェに行ってきました。今回は持っていたGo to Eat食事券の有効期限内消費のためにここを選んで行ってきましたが、以前と変わらず大満足でした。

ちょっと贅沢な気分でランチビュッフェを味わえるお店として、体験談を交えながら紹介したいと思います。

一時は、新型コロナウィルスの影響でビュッフェスタイルの飲食には大きな影響が出ていた感がありましたが、訪問時点では食材取り分け時のマスク着用以外は 以前の営業スタイルからの変化はあまり感じされませんでした。ランチビュッフェの価格は、さすがに代表的なラグジュアリーホテルのメインダイニングですので手軽に頻繁に行ける値段ではありませんが、利用後の満足感は得難いものがあります。

以下に公式ページへのリンクや、利用体験からのコメント、レビュー評価、レビューコメントをまとめてみました。ご利用の際の一助になれば幸いです。

まずは、以下がパークハイアット東京のダイニング、ニューヨークグリルのランチメニューに関するページへのリンクになります。

ここでの、予約から注文、食事の流れを説明しておきます。

予約

予約した方が無難です。ウィークデーであれウィークエンドであれ12:00頃から14:00頃までは混んでいて、予約なしの場合は待たされる、もしくは利用できないことも覚悟していく必要があります。また、状況にもよりますが注文から会計まで2~3時間利用したい場合も多いと思われるため、その場合は予約は必須で11:30の予約がお薦めです。予約は電話でOKです。

誕生日や記念日などでの利用の場合は、予約の際にその旨さりげなく伝えておきましょう。その他、会合や親戚の集まりなどの場合も利用目的は告げておくとスタッフ側も気を配り易いかもしれません。

このお店の席は、<窓際に近く景色を楽しみめるカジュアルな雰囲気の席>、<内側ワインセラー脇の落ち着いた雰囲気の大きめのテーブル席>、<1段下がったような場所にある小団体向け席>と趣の違った席があります。予約の際に余裕があれば、好みや利用目的によって席の相談に応じてもらえるかもしれません。

ちなみに、私は個人的には<内側ワインセラー脇の落ち着いた雰囲気の大きめのテーブル席>が好みですが、テーブル片側のみ出入り可能な造りの為、奥に座った方がオードブルやデザートを取りに行く際にはお互いに気を使います。家族やいつもの仲間なら問題ありませんが、遠慮や気遣いが必要な相手と行く場合はこの席は避けた方が良いかもしれません。

食材アレルギーなど気になる点も確認してみてください。

訪問・席への案内

ホテル1階エントランスもしくはニューヨークグリルのエントランスにクロークがありますので、コートや貴重品以外の荷物は預けられます。受付に訪問を告げ案内を待ちましょう。

案内の際は、オープンキッチンの脇をめぐるように案内されますので、キッチンの様子なども楽しみながらワクワク感を盛り上げては如何でしょうか。

注文

注文の際は、メインディッシュの選択をします。牛・豚・鶏肉料理や鮮魚グリル、パスタ、カレー料理などの中から5種類ほど用意されていますので好みのものを一品選びます。また、別料金追加でブランド和牛など数種類の選択肢もありますので、好みと予算が合えば注文してみてください。

ドリンク類が必要な方は追加注文してください。ワインリストも持ってきてくれます。

前菜

前菜とデザートが並ぶビュッフェへ行き自分の好みで取り食します。味も見映えも一級品です(個人的感想)。自分のお腹と相談しながら楽しんでください。何回取りに行ってもOKですし、前菜とデザートの区別なく取ってこれますので、デザート主体で利用してもOKです。

前菜を楽しんでいると、パンを持ってきてくれます。パンも足りなくなったらリクエストしてみてください。

スタッフは、おそらく各テーブルの前菜の食べ具合や、ワインの進み具合など把握しています。そろそろメインディッシュかなと思う頃に「メインディッシュお持ちしてよろしいですか?」と声をかけてきます。逆に言うと、何回も何回も前菜(デザート含む)取りに行って食べ続けているとなかなかメインディッシュは出てこないと思われますので注意してください。

前菜とは言え美味しく楽しめるため、ワインなど飲みながら食べ続けているとお腹が一杯になってしまいます。ニューヨークスタイルのお店ですので、メインディッシュもそこそこボリュームはありますので、前菜後も楽しめるようにお腹にスペースは残しておきましょう。 

ランチビュッフェ
実際の前菜例
ランチビュッフェ
実際のブレッド

メインディッシュ

メインディッシュについては以前に比べ若干ボリューム感が薄れた感じがしました。単なる印象だけかもしれませんが、プレートの盛り付けもシンプルになったような気がします。ただし、前菜でかなり満腹感を得てしまった方にはこちらの方が良いのかもしれません。

毎回今度来るときは、是非とも追加料金でオプションのメインディッシュを食べてみたいと思いますが、庶民にはなかなか高い壁で、やはりスタンダードメニューに落ち着いてしまいます。でも、それを補って余りある前菜ビュッフェがあるので不満感は一切芽生えません。

ランチビュッフェ
メインの例 国産黒豚ロースのグリル
ランチビュッフェ
メインの例 和牛のプレゼ
デザート

デザートは前菜ビュッフェと同じテーブルに並んでいますので、前菜の段階からデザートとってる方も多いです。いいんです、食べたいものを好みのタイミングで食べましょう。

メインディッシュが終わりデザートを口にし始めると、スタッフが珈琲のタイミングを聞いて来ると思います。

ランチビュッフェ
デザート例
ランチビュッフェ
デザート例
珈琲

ランチビュッフェの満足感を噛みしめながら珈琲一杯を楽しみましょう。 

会計

会計はテーブルチェックです。スタッフが声かけてきますので待ってれば大丈夫です。

会計後は「ニューヨーク バー」のエリアを通っておかえりとなります。ランチの訪問が遅めだった場合、お帰りの時間には「ニューヨーク バー」の開店準備が始まっている場合があります。一瞬「ニューヨーク バー」の雰囲気を垣間見れるチャンスに巡り合うかもしれませんよ。Goos Luck.

私からの利用体験コメントをメモ書きしておきます。人によって思いや感じ方はそれぞれと思いますので、あくまでも私の思いです。

利用体験からのコメント
  • おススメの利用目的
    ・特別な記念日
    ・特別なおもてなし
    ・日常から離れた異空間での食事
  • 特におススメのポイント
    ・一流ホテルのメインダイニングです。ランチ時間帯は臆する感じはありませんが、エントランスから席へ着くまでの厨房の様子や、高い天井の開放感のある空間、外の景色などまさにニューヨークにいると錯覚するような気分を味わえます。
    ・前菜・デザート・メインディッシュどれをとっても色彩(見映え)、味が洗練された印象で贅沢感を堪能できます。ニューヨークスタイルですのでガッツリ食べたい方にもおススメです。ゆっくりと時間をとって楽しみましょう。
  • 知っておいた方が良いポイント
    ・ちょっと立ち寄るというよりも、日時やメンバーを決めて訪れるような店ですので予約していきましょう。
    ・上記リンクのダイニングページにドレスコードがありますので確認してみてください。カジュアルで問題ありませんが、おススメの利用目的であればちょっとオシャレしていった方がいいですよね。
    ・新宿駅や初台駅、都庁前駅から歩けますが、新宿駅前ハルク向い側のLタワー前から、新宿パークタワーへのシャトルバスが出ています。ホテル正面には着きませんがアクセスには便利です。また、Lタワー前からホテル客用のシャトルも出ていて、こちらはホテル正面口へ着きますのでタイミング合えば利用可能です。

最後にレビュー評価とコメントを載せておきますあくまでの私個人の趣味や感覚によるものなのでご了解ください。

レビュー評価
お店の内外装・空間・空気感
 (4.5)
食事内容・メニュー
 (4.5)
接客
 (5)
価格
 (3.5)
ロケーション・アクセス
 (3.5)
総合満足度
 (4.5)
レビューに関するコメント
  • お店の内外装・空間・空気感
    天井が高く開放感のある空間、景色、案内されてから帰るまで見聞きし味わうものなど全てが洗練された印象があり満足感が得られる。個人的には窓際席にもう少し落ち着きのあるテーブル席が欲しいかな。
  • 食事内容・メニュー
    満足感高い。パンや最後の飲みものに選択肢があれば満点。
  • 接客
    案内から会計までのマナー、態度、笑顔、マネジメント、申し分ありません。少し気になることがあっても、それを補ってさらにプラスの満足感に持って行こうとするホスピタリティの精神が行き届いている印象です。何度行っても満足感は高いです。
  • 価格
    人によって違うとは思いますが、私にとっては高額ランチです。おのずと利用目的も記念日やイベントに合わせての特別なランチ扱いになりますが、価格を忘れてしまうほどの満足感は得られると思って利用します。
  • ロケーション・アクセス
    電車の駅近ではありませんが、徒歩でも行けますし交通のアクセスも問題ありません。駅から少し離れていることで、喧騒から分離され雰囲気づくりに役立っていると思います。
  • 総合満足度
    帰る際の満足感は得難いものがあります。そして、必ずまた来たいと思わせてくれます。

ちょっと贅沢なランチブッフェとして、「パークハイアット東京 ニューヨークグリル」を紹介しました。大切な相手と充実した時間を楽しんでみては如何でしょうか。

以上

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https://omniblog.tokyo/parkhyatt-newyorkgrill-lunch/feed/02275
【初心者でもできる】Google Analytics(UA/GA4)の初期導入方法https://omniblog.tokyo/deploy-ga/https://omniblog.tokyo/deploy-ga/#respondSat, 04 Mar 2023 06:00:00 +0000https://omniblog.tokyo/?p=1559

Google Analytics(UA/GA4)の初期導入方法について、初心者にも判りやすく画像例を使用して説明してみました。 サイト管理。運営者には改善のために必須のツールですので是非参考にしてください。]]>

ブログサイトやホームページを作成・公開後、よりサイトの価値を高めるためには、サイトへのアクセス状況やサイト内でのユーザー行動を把握し、サイトやコンテンツ(投稿内容や画像など)の改善を図ることが求められます。

そのために、専門家であっても初心者であっても基本的にまず導入すべき以下の無料サービスがあります。最低限の情報を得るための設定難易度は決して高くないため、初心者でも導入可能で適宜サイトアクセス情報やサイト内でのユーザー行動の把握が可能になっています。

  • Google Search Console
    WEBサイト到達(訪問)までのユーザー行動を知り分析するためのツール
  • Google Analytics (UA版もしくはGA4版)
    WEBサイト到達(訪問)後のサイト閲覧のユーザー行動を知り分析するためのツール

これら2つはGoogleから提供されている無料サービス(一部有料の機能もあるがエンタープライズ向けであり、初心者や個人レベルでは無料で十分)で、標準的に導入を推奨されるサービスです。

この2つのサービスは、無料だし初心者でも導入できそうですね。
皆さんやってそうだしたくさんの人にサイト見て欲しいので、使ってみたいと思います。

このブログ記事では「Google Analytics (UA版もしくはGA4版)」に焦点を当てて初期導入方法について説明しますが、以下を前提として説明していきます。

  1. 独自ドメイン名のWordPressウェブサイトを所有している
    管理権限を持ったサイトを導入対象としています。
    管理権限がないとサイトへのGoogle Analyticsトラッキングコード設定作業が出来ません。
  2. Googleアカウントを所有している
    Google AnalyticsはGoogleアカウントに紐づけして導入します。
    使用するGoogleアカウントはGoogle Search Consoleと同じものを使用してください。
    Googleアカウントを持っていない方はこちらを参考にして作成してください。
  3. Google Search Consoleを導入設定済/導入予定
    Google AnalyticsはGoogle Search Consoleとの情報連携が出来ます。
    連携を行うためには、同じGoogleアカウントに紐づけられたGoogle Search Consoleが必要です。両サービスを初めて一から導入する場合、特に初心者にとっては、まずGoogle Analyticsの導入設定を行い、次にGoogle Search Consoleの導入設定および両サービスの連携設定を行う順番が一番簡単ではないかと思われます。

「Google Search Console 」の導入方法については以下のブログ記事参照のこと。

では、導入・設定の説明に進みましょう。

本ブログ記事は、WordPressで作成されたサイトに、Google AnalyticsのUA版と最新のGA4版の両方を使用できるように導入する手順を中心に、初心者にも判りやすく説明する内容になっています。

Google Analyticsの導入をする場合、主には次のような状況が考えられます。

  • Google Analyticsの導入が初めてで、今回UAとGA4両方を導入したい
    今まで主流であったUAも導入しておきたい方は多いと思います。
    まさに本ブログ記事で扱う状況です。このまま読み進めてください
  • Google Analyticsの導入が初めてで、今回は最新版GA4のみ導入したい
    今後GA4が主流となるためGA4のみを選択される方も多いと思われます。
    本ブログ記事内のUAに関する部分をスキップして読み進めて問題ありません
  • 既にGoogle AnalyticsのUA版を使用中で、新たにGA4を導入したい
    該当の方は現行のUA版を立ち上げた際に、GA4の導入を促されるメッセージが出ていると思いますので、その指示(もしくは、UA版「管理」>プロパティ欄「GA4設定アシスタント」の指示)に従って進めてください。途中からは本ブログ記事内容と重なる作業が出てくると思います。インターネット上にも多くの情報がありますのでお気に入りの記事を探してみてください。

では、さっそく話を進めましょう

次の説明にもある通り、Google Analyticsはメジャーなバージョンの移行期間にあります。画面表示やメニューなどは改編されていく可能性がありますのでご了承ください。

Google Analytics とは?

前述のとおり、もう一つの重要なツールであるGoogle Search Consoleが「WEBサイト到達(訪問)までのユーザー行動を知り分析するためのツール」であるのに対して、Google Analyticsは「WEBサイト到達(訪問)後のサイト閲覧のユーザー行動を知り分析するためのツール」です。

現在、Google Analyticsには以下のように新旧2つのバージョンが存在しています。

  • 旧バージョン(第三世代): ユニバーサルアナリティクス(略称:UA)
  • 新バージョン(第四世代): Google Analytics4(略称:GA4)

2023年1月の時点では、新旧2つのバージョン(UAとGA4)を併用して使うことが出来ますが、2023年7月1日をもって旧バージョンであるUAでのデータ処理が停止されることがGoogleから発表されています。

UAはアクセス解析ツールとして広く標準的に使用されてきたため、UAに慣れ親しんできた方や、UAの知識をお持ちの方も多く、また、UAに関する情報も非常に多いために、今すぐGA4へ切り替えるのをためらっている方も多いと聞かれます。更に、WEBの世界での技術的進歩や情報セキュリティからの要求などを背景に、GA4は計測手法や指標での変更点も多く、UAからGA4への移行が簡単ではないことも取りざたされています。

とは言え、2023年7月1日以降はGA4を使用するしかない状況で、GA4の導入も以下の手順どうり行うことで初心者でも比較的簡単にできますのでGA4に慣れ親しんでいくことにしましょう。UAにも興味があれば以下手順で簡単に導入し併用できますので是非ともトライしてみてください。

Google Analytics 導入・設定方法

Google Analytics(UA/GA4)を使用するための導入・初期設定の大まかな手順は以下の流れになります。手順概要の後に、それぞれのステップについて詳しく説明していきます。(タイトル部をクリックするとその説明へジャンプします)

注意


「はじめに」でも説明しましたが、本ブログ記事は、WordPressで作成されたサイトに、Google AnalyticsのUA版と最新のGA4版の両方を使用できるように導入する手順を説明しています。Google Analytics使用の現状と目的によって、以下のように進めてください。

  • Google Analyticsの導入が初めてで、今回UAとGA4両方を導入したい
    今まで主流であったUAも導入しておきたい方は多いと思います。
    まさに本ブログ記事で扱う状況です。このまま読み進めてください
  • Google Analyticsの導入が初めてで、今回は最新版GA4のみ導入したい
    今後GA4が主流となるためGA4のみを選択される方も多いと思われます。
    本ブログ記事内のUAに関する部分をスキップして読み進めて問題ありません
  • 既にGoogle AnalyticsのUA版を使用中で、新たにGA4を導入したい
    該当の方は現行のUA版を立ち上げた際に、GA4の導入を促されるメッセージが出ていると思いますので、その指示(もしくは、UA版「管理」>プロパティ欄「GA4設定アシスタント」の指示)に従って進めてください途中からは本ブログ記事内容と重なる作業が出てくると思います。インターネット上にも多くの情報がありますので気に入った記事を探してみてください。

「Google Chrome」などブラウザからGoogleアカウントでログインします。

「Google Analytics」サービス利用のためのアカウントを登録します。

ウェブサイト毎(GA4の場合はウェブサイトとアプリ)の収集データとレポートの格納場所となるプロパティを作成します。同じウェブについてもUAとGA4では別プロパティとなりますので、後述での説明例の場合はUAとGA4の2つのプロパティが作成されます。

データストリームとはUAには無かった構造で、GA4ではデータストリームを「ウェブ」「Androidアプリ」「IOSアプリ」に個別に設定することで、複数プラットフォームにまたがった同一ユーザーの行動を全体像として把握することが可能になりました。ウェブしかなければウェブのみの設定を行います。なお、UAのプロパティにはこの設定はありません。

設定したデータストリーム単位のデーターをGoogle Analyticsツールで収集・計測するための経路を接続するための作業です。「計測タグ」や「測定ID」、「トラッキングID」といった情報を使用して設定します。

データの収集・計測が開始されたかどうかを確認します。開始が確認されると、その後は自動的にデータの収集・計測が継続され、STEP.7で指定するデータ保持期間分が蓄積されていきます。

初期設定として最低限やっておいた方が良い以下のおススメ設定です。

  1. データ保持期間の設定
    GA4の場合、蓄積データの保持期間はデフォルト(初期値)は2ヶ月になっています。これでは1年前との比較ができないため、最長の14ヶ月への設定変更をお薦めします。
  2. 内部トラフィックの除外
    特に開発中などの場合、自分でのサイトアクセスの影響を除外するために行います。個人ブログ立ち上げ後なども自己アクセスの影響は無視できないため、この内部トラフィック除外設定をお薦めします。
  3. Googleシグナルの有効化
    Googleシグナルの有効化により、複数デバイスにまたがったユーザーの行動を統合して把握出来たり、他のGoogleサービスとデータ共有が出来るなどのメリットがあります。
  4. クロスドメインの設定(扱うドメインが1つであれば不要)
    同じサイト内でも、ECサイトのように商品ページとショッピングカートのページといったドメイン間の遷移が発生する場合があります。あるいはコーポレートのホームページとブログサイトを別ドメインで運営している場合なども両ドメイン間で繊維が発生します。それを一連の行動として統合して把握するための設定です。
  5. Google Search Consoleとの連携
    「Google Search Console」と「Google Analytics」の収集データを連携して、統合してレポートを確認するための設定です。連携しておくことをお薦めします。
終了

① Googleアカウントでログイン

「Google Chrome」などブラウザからGoogleアカウントでログインします。

使用するGoogleアカウントはGoogle Search Consoleと同じアカウントを使用するようにします。違うアカウントを使って設定すると設定作業自体にも不都合が多く、使い勝手も非常に悪くなります。。後述の両サービスの連携も出来ませんので注意してください。

Googleアカウントを持っていない、新規(追加)作成したいなどの場合、あるいはログイン方法を具体的に知りたい場合は以下のブログ記事を参考にしてください。

② Google Analyticsのアカウント作成

以下ボタンをクリックして「Google Analytics」のWEBページへアクセスします。

以下のような画面が表示されたら測定を開始ボタンを押します。

Google Analyticsのウェブページ画面
メモ
GA4への移行推奨メッセージ

既にUAを導入している場合ページ画面上にこのメッセージが出力されるようです。この場合は開始ボタンを押すことでGA4設定のナビゲーションへ進みます。

ログインしたGoogleアカウントでGoogle Analyticsが未登録であれば、以下のアカウント設定画面が出てきますので、赤枠部分を入力し次へをクリックします。「アカウント名」は判りやすいものにしましょう。

Google Analytics アカウント作成画面

「アカウントのデータ共有設定」チェックマークは全項目チェックでOKです。意図的にデー共有回避したい場合は、各項目の意味を理解した上でチェックを外してください。

③ Google Analyticsのプロパティ作成

次は、表示される以下画面でのプロパティ作成(設定)作業です。

赤枠部分を入力していきますが、UAとGA4両方のプロパティを同時に作成する例で説明します。

Google Analytics プロパティ作成画面

「プロパティ名」はサイトドメイン名やウェブタイトルなど、対象とするサイトに関する名称がお薦めです。

詳細オプションを表示/非表示」は閉じられた状態で表示されますので、UAのプロパティを作成したい場合にはここをクリックして「ユニバーサルアナリティクスプロパティの作成」画面を開いた上で、右側のスライドスイッチを「ON」にします。そのうえで、更にGA4とUA両方のプロパティを作成するのか、UAだけにするのかを選択チェックします。

内容確認の上次へをクリックして、「ビジネスの概要」画面へ進みます。

以下画面で、赤枠部分の「ビジネス・産業」をご自分のサイトで扱うビジネス分野やブログジャンルに近いものを選択します。その下の「ビジネスの規模」と「利用目的」についてはご自分の状況・目的に合わせて選択・チェックしてください。

ビジネスの概要設定画面

選択内容を確認後、左下の作成をクリックします。これで、入力内容に沿ってプロパティが作成されます。

Google Analytics 条項同意画面

赤枠部分でこのサービスを利用する地域(ここでは日本)を選択し、各条項にチェックマークを入れたうえで下部の「同意する」をクリックします。

前段までの入力例に沿った場合は「Googleアナリティクス」「Googleとのデータ共有に適用される追加条項」が表示されます。(前者は必ず表示されますが、前述②のアカウント作成時にGoogleのプロダクトとサービスのデータ共有設定を外した場合は後者は表示されません)

初めてのプロパティ設定の場合は続けて以下の「メール配信」の設定画面が表示されます。必要な項目にチェックし右下の保存ボタンをクリックします。全て選んでも作成直後以外ほとんどメールは来ませんので、全てチェックでいいと思います。

Google Analytics メール配信設定

④ データストリーム(ウェブ用)の設定

メモ

このステップは、GA4のプロパティのみに必要な設定です。UAのプロパティにはデータストリームと言う概念は無いため管理画面での関連メニューも出てきません。UAの設定の場合にはスキップしてください。

以下の手順でデータストリームの設定を行います。

  1. Google Analyticsのメイン画面で、左下にある「管理」(歯車マーク)をクリックして管理画面を開く。
  2. 左から2列目のプロパティ列のメニュー上部に表示されている「プロパティ名」が、GA4のプロパティ名が正しく表示されていることを確認する。違っている場合は正しいプロパティ名を選択する。
  3. プロパティ列のメニュー「データストリーム」をクリックする。
  4. データストリームを新規設定・追加するにはプラットフォーム(ウェブ/Android/iOS)を選択します。ここでは、AndroidやiOSのアプリケーションではなく「ウェブ」を選択し進めます。
  5. データ取集対象の「ウェブサイトのURL」と「ストリーム名」(任意の文字列名称)を入力してストリームを作成ボタンを押す。
  6. 以下のような画面が表示され、データストリームの作成を確認できます。
データストリームの作成完了表示

赤枠(四角)で囲った部分は、次のデータ収集・計測のための設定をしていないため出力されているもので問題はありません。この画面を確認の上、左上の「✕」マークを押して閉じます。(「管理」>プロパティ列の「データストリーム」>該当データストリーム名をクリック、 でいつでも参照できます)

⑤ データ収集・計測のための設定

設定したデータストリーム単位のアクセスデータをGoogle Analyticsツールで収集・計測するための経路を接続する設定を行います。

このステップを行うことで、自動的にデータ計測が開始されます。

設定作業は、Google Analytics側で発行されるタグ(gtag.jsタグ)という情報もしくはID情報をサイト側に設置するという内容になります。

まずは、次の「設定作業のための事前準備について」を確認してください。次に、設定方法の中から自分に合った設定方法をひとつ選択し説明参照して設定作業を行っていきます。

設定作業のための事前準備について


設定方法の説明に入る前に、Google Analytics側で発行される必要情報の確認方法をGA4とUAの場合それぞれについて説明しておきます。GA4とUAでは確認方法と情報の呼び名が若干違っていますので注意してください。


GA4の場合は、以下の手順でGoogleタグ(gtag.js)測定IDという情報を確認します。

  1. Google Analyticsのメイン画面で、左下にある「管理」(歯車マーク)をクリックして管理画面を開く。
  2. 左から2列目のプロパティ列のメニュー上部に表示されている「プロパティ名」が、GA4のプロパティ名が正しく表示されていることを確認する。違っている場合は正しいプロパティ名を選択する。
  3. プロパティ列のメニュー「データストリーム」をクリックする。

    ここまでを画面表示で説明すると以下のようになります。

    GA4での測定タグ設定方法ステップ1

  4. 下の画像のように、該当のデータストリーム名を選択・クリックする。

    GA4での測定タグ設定方法ステップ2

  5. 開いたデータストリームの詳細画面の「ストリームの詳細」欄に測定IDが記載されており、すぐ右側のマークを押すとコピーできます。測定IDをサイトへ設置する場合は、このページを開いてこのコピーを利用します。
    使用テーマやプラグイン使用で、測定ID入力のみで計測準備が出来る場合は以下ステップは不要です。

    タグ実装未実施の場合、開いたデータストリームの詳細画面上部にタグの実装手順を表示するが表示されているので、gtag.jsをサイトへ設置する場合はここ,もしくは画面下部の「タグの実装手順を表示する」のメニューをクリックして進みます。

    gtag.js設定作業ステップ3の画面表示

  6. 下の「✕ 実装手順」ページが表示されたら、「手動でインストールする」のタブを選ぶことで以下の表示が出てきます。緑色枠内のテキストのタグ情報を情報欄右上のマークをクリックして全体コピーできます。このGoogleタグ(gtag.js)を利用する場合はこのページを開いてこのコピーを使用します。

    タグ設定手順ステップ4の更新版



    ここまででGA4の場合の『Googleタグ(gtag.js)』『測定ID』という情報の確認方法が判ったと思いますので、ご自分の行う手順に必要な情報を準備してください。


UAの場合は、以下の手順でグローバルサイトタグ(gtag.js)トラッキングIDという情報を確認しておきます。

  1. Google Analyticsのメイン画面で、左下にある「管理」(歯車マーク)をクリックして管理画面を開く。
  2. 左から2列目のプロパティ列のメニュー上部に表示されている「プロパティ名」が、UAのプロパティ名が正しく表示されていることを確認する。違っている場合は正しいプロパティ名を選択する。
  3. プロパティ列のメニュー「トラッキング情報」>「トラッキングコード」をクリックする。

    ここまでを画面表示で説明すると以下のようになります。

    UAでのgtag情報確認方法ステップ1です
  4. 開いた下図のようなのページで、「グローバルサイトタグ(gtag.js)」「トラッキングID」の確認ができます。

    UAでのタグ情報確認STEP2



    ここまででUAの場合の『グローバルサイトタグ(gtag.js)』『トラッキングID』という情報の確認方法が分かったと思いますので、ご自分の行う手順に必要な情報を準備してください。

設定に必要な情報の確認方法を説明しましたので、いよいよ設定作業となりますが、設定方法によって使用する情報が異なりますので注意してください。


設定方法には以下のように数種類の方法がありますが、初心者にとって難易度や作業リスクが少ない順に並べてみました(全くの主観ですが)。使用しているテーマや今後のスキルアップ目標などによって状況違いますので、各自の状況に合わせて方法をどれか一つ選択の上で作業を行ってください。

  • 使用テーマのGoogle Analyticsに特化したカスタマイズ機能を利用
    使用テーマによっては、タグ(gtag.js)の編集ではなく、測定ID(UAの場合はトラッキングID)を決められた場所へコピペするだけのカスタマイズ機能が用意されています。初心者にとっては作業が簡単でリスクも少ない方法と思います。多くのテーマで用意されていますので、使用しているテーマでGoogle Analytics GA4の測定ID設置欄の有無を確認してみてください。
  • 手動でタグ設定(使用テーマのカスタマイズ機能利用)
    テーマのheader.phpというファイルへタグ(gtag.js)を書き込みますが、直接編集ではなく使用テーマによってはheader.phpファイル編集用カスタマイズ機能が用意されています。この方法も作業としてはタグ(gtag.js)情報のコピペのみなので初心者にとっては作業が簡単でリスクも少ない方法と思います。
  • 手動でタグ設定(テーマファイルエディタで編集)
    テーマのheader.phpというファイルへタグ(gtag.js)を書き込みますが、WordPressのテーマファイルエディタを使用してheader.phpを直接編集します。重要なファイルの編集を行うため、慣れていないと少しリスクは高くなります。header.phpのバックアップを取っておく必要もあります。
  • プラグインを利用
    測定ID(UAの場合はトラッキングID)を入力するだけで計測準備設定ができるプラグインやheader.phpのファイル編集用プラグインなどがあります。本ブログ記事では詳細説明は割愛します。
  • Googleタグマネージャーを利用
    Googleタグマネージャーは、タグをウェブサイトやモバイルアプリなどに直接実装することなく、一元管理して簡易に埋め込むための無料ツールです。実装タグが増えた上にウェブやアプリの改修が頻繁な場合などは、このGoogleタグマネージャーの利用をお薦めします。この方法の説明にはGoogleタグマネージャーの理解が前提になりますので、本ブログ記事では詳細説明は割愛しておきたいと思います。

では、上から3つの方法について具体的に説明していきます。自分の選んだ方法について作業手順や内容をを確認してください。

使用テーマのGoogle Analyticsに特化したカスタマイズ機能を利用の場合

一番簡単でリスクも少ないお薦めの方法です。

GAの場合は「測定ID」を、UAの場合は「トラッキングID」を使用テーマで用意された入力場所へコピペするだけです。

具体例を2つ紹介しますので、参考にした上でご自分の使用テーマのカスタマイズ機能を確認しながら実施してください。Google AnalyticsのID入力でのカスタマイズ機能がない場合は以下の手順を行ってください。

テーマ『SANGO』(バージョン3.5.20)の例

WordPress管理画面から、下の画面の赤枠部「SANGO設定」をクリックして開きます。

テーマSANGOでのGAのID設定例

下の画面で赤枠で示した「基本設定」タブを選びます。その中に「Google Analytics」の項目がありますので赤枠「トラッキングID」欄に設定作業のための事前準備で説明したGA4やUAのID情報をコピペで入れます。ここに入れる情報は、GA4では「測定ID」、UAでは「トラッキングID」と呼ばれているID情報です。テーマ『SANGO』の場合は、GA4でもUAでもこの欄へID情報を入力すればOKです。

G-から始まるGA4の測定IDを入れた場合はgtag.jsを使うに必ずチェックを入れましょう。
 

テーマSANGOでのGAのID設定例2
GA4とUA両方のプロパティがある場合

一つのGoogle Analyticsアカウントの下に、一つのサイトに対してGA4とUAのプロパティが設定されている場合、SANGOでは一方のID入力しかできませんので、その場合は今後のことも考えてGA4のIDを入力し、「gtag.jsを使う」にチェックを入れておきましょう。
GA4のIDしか入力しませんが、Google Analytics内部でGA4とUAは連動していますのでUAとしてのデータも取得できレポート画面も確認できます。

トラッキングIDとチェックの入力確認の上、画面一番下の「基本設定」を保存するのボタンを必ず押してください。これでSANGOでの設定は終了です。

テーマ『Lightning』(バージョン15.2.4 )の例

実際にはこのテーマ使用上の必須となっている「VK All in One Expansion Unit」(バージョン9.85.0.1)というプラグインによってカスタマイズ機能が提供されます。

WordPress管理画面から、下の画面の赤枠部「ExUnit」をクリックして開きます。開いた画面で、「Google Analytics」の項目欄にチェックを付けて有効化し、「設定」をクリックします。

GAのテーマLightningでの設定例

開いた「Google Analytics設定」画面で、設定作業のための事前準備で説明したGA4とUAのID情報を該当の赤枠へコピペします。どちらか一方でも、両方記入されていてもどちらでも問題ありません。

GAのテーマLightningでのID情報設定例

後述の「内部トラフィックの除外」とも関連しますが、投稿や管理のために該当WordPressサイトへログインしているユーザーのデータは除外してくれるようなので、「ログインしているユーザーの追跡を無効化」にもチェックを入れておきましょう。

テーマ「SANGO」の場合と違って、GA4とUAそれぞれ入力場所が用意されているのが判ります。どちらのテーマのつくりであってもGoogle Analyticsの動作に違いはありませんので、優劣があるわけではありません。

最後に必ず変更を保存ボタンを押してください。

以上で「Lightning」(実際は必須のプラグイン「VK All in One Expansion Unit」)の場合の設定は終了です。

テーマ「SANGO」と「Lightning」の例で、テーマのカスタマイズ機能を利用した設定方法を説明しました。他のテーマでも同様の設定が用意されているものも多いので、この方法で設定できる場合は一番簡単でリスクも少ないと思います。

手動でタグ設定(使用テーマのカスタマイズ機能利用)の場合

前項で説明した測定ID(UAの場合はトラッキングID)を使っての設定が出来ない場合は、設定作業のための事前準備で説明したタグ情報(gtag.js)をheader.phpというファイルへ埋め込む作業が必要になります。

使用テーマによってはheader.phpファイル編集用カスタマイズ機能が用意されていますので、この機能がある場合には是非利用してみてください。ここでは、私も使用していて実績のある『SANGO』(バージョン3.5.20)のテーマでの具体例を説明します。(もっとも「SANGO」の場合は前項のようにID情報の設定で済んでしまいますので、gtag.jsを使用するのであればこの方法でも出来ますということです。)

WordPress管理画面から、下の画面の赤枠部「SANGO設定」をクリックして開きます。

テーマSANGOでのGAのID設定例

下の画面表示の赤枠で示した「詳細設定」タブを選びます。その中に「headタグ内にコードを挿入」の項目があり、右側に挿入する内容を書き込むボックスがあります(赤枠部分)。このボックス欄に設定作業のための事前準備でコピー方法を説明したタグ情報(gtag.js)を貼り付けます。GA4のプロパティがあるのであればGA4のGoogleタグ(gtag.js)を埋め込むのが良いと思います。

SANGOでのheaderファイルへの埋め込み方法

タグ情報(gtag.js)を貼り付け後、画面一番下の「詳細設定」を保存するのボタンを必ず押してください。これでSANGOでの設定は終了です。

このように、テーマのカスタマイズ機能を使用することでタグ情報(gtag.js)を簡単にheader.phpファイルへ埋め込むことができます。ご自分の使用テーマでのこの機能の有無を確認してみてください。また、同じような機能を提供するプラグインもありますので、使用を検討される場合はネットなどで検索してみるといいと思います。

手動でタグ設定(テーマファイルエディタで編集)の場合

サイトのWordPress管理画面へログインし、下の画像で赤枠で示した「外観」から「テーマファイルエディター」画面を開きます。

テーマファイルエディターメニュー

これでテーマの編集画面が開きます。画面右側に並んでいるファイル名の中からheader.php(テーマヘッダー)と書かれたものを探してクリックしましょう。子(child)テーマ使用の場合などは親テーマのheader.phpを引き継いでいる場合があるため、その時は赤枠選択窓部分で親テーマを選択して、header.phpを探してください。

header.phpファイルを開く
  テーマ「SANGO」の場合の表示例

header.phpをクリックして開いたら、まずはheader.phpバックアップを取ってください。全文をメモ帳などにコピペしておけばよいと思います。

バックアップ作業を終えたら、header.php内の<head>と書かれたコード(下の表示イメージ参照のこと)を探します。<head>の直後にカーソルを置いて「ENTER」を押して改行し、<head>の下に空いた1行のスペースに設定作業のための事前準備でコピーしたタグ情報を貼り付け、画面下方のファイルを更新ボタンを押してください。

ヘッダーファイルへタグ情報を貼り付ける作業
メモ

タグを貼り付ける場所は、プログラムの文法上は<head>と</head>の間であれば問題なく、以前は</head>の直前への設置が推奨されていましたが、現在Google公式からは<head>直後へ最初の要素として貼り付けるよう推奨されていますので、<head>の直後に張り付けるようにしましょう。

注意

ファイルを更新ボタンを押した際にエラーが出てファイルの更新が出来ない場合は、セキュリティー関連プラグインの影響などが考えられます。header.phpファイルやファイルの置かれているディレクトリへのアクセス制限がかかっている可能性がありますので、一時的にその機能やプラグインを無効化して試すことをお薦めします。

以上説明した、いずれかの方法でタグ情報の設置またはIDの設置を行うと自動的に計測はスタートします。ただし、複数の方法でタグを設置したり、プラグインなどで予期せず設定されてしまい設置がダブったりした場合、「二重計測」となって実際の倍のアクセスとしてレポートされるため注意が必要です。次の⑥のステップで正しく計測されているかことを確認しましょう。アクセス数が常に偶数しか表示されない場合などは「二重計測」をチェックしてみてください。

⑥ 計測開始の確認

Google Analyticsの画面から、実際のアクセスが計測されていることを確認しましょう。

注意

この確認作業は、後述の「内部トラフィックの除外」を設定する前に行ってください。
設定後に計測開始の確認を行うには、除外設定したIPアドレスやデバイスなど以外からのサイトアクセスが必要になります。

  1. Google Analyticsを設定したGoogleアカウントでログインする
  2. Google Anlyticsのホーム画面へ(ここをクリック)
  3. 確認したいサイトのプロパティ名があっていることを確認する
  4. 画面左側メニューより、「レポート」「リアルタイム」と進みリアルタイムの概要画面を表示します。
  5. ブラウザで別のタブを開くなどして計測対象のサイトにアクセスします。
  6. アクセス後(数十秒かかる場合あり)に「過去 30 分間のユーザー」欄のカウントが1以上になっていれば計測が開始されています。



    アナリティクス計測開始確認方法

覚えておこう

サイトにGoogle Analyticsのタグ設定やID情報の設定後、通常は10~15分後にはプロパティへの計測データ送信が開始されるもようです。ただし、下の「リアルタイム」レポートで確認が出来るようになるまではシステム負荷などにもより最大30分程かかる場合もあるようです。データ送信が確認できるようになった後は、「リアルタイム」レポートでのユーザーカウントは15秒毎に更新されていきます。
また、「リアルタイム」レポートでのユーザーカウント以外のレポートではデータ処理に時間を要するため、レポート結果を確認できるのは24~48時間後以降となりますので慌てずに待ちましょう。

⑦ 最低限やっておいた方が良い初期設定(GA4)

ステップ⑥までで、Google Analyticsの計測は開始されています。

ここから先は皆さんの目的に沿った運用となっていきますが、GA4の場合に最低限初期段階でやっておいた方が良い設定について説明していきます。Google Analytics(GA4)の有効利用のためにもおすすめの設定となります。

データ保持期間の設定

GA4のデータ保持期間は初期設定では「2か月」となっています。これでは、前年同時期との比較や季節性の傾向などを知るためにはデータ期間が短すぎですよね。

このため、GA4ではユーザーデータとイベントデータの保持期間を最大「14か月」へ変更する設定が可能です。全てのデータが無条件で保持される訳ではありません(詳細はこちらGoogle公式「アナリティクスヘルプ」ページへ)が、標準的なレポートには影響しない状況で保持が可能になりますので、以下手順で設定してください。

後々「14か月」の設定を行っても2か月前以前へさかのぼってのデータ取得はできませんので、初期段階での設定をお薦めします。

  1. Google Analyticsの画面で左下の「管理」を押して、プロパティ欄の「データ設定」>「データ保持」を選択クリックします。


    GA4データ保持期間の設定画面


  2. 「ユーザデータとイベントデータの保持」の画面が出たら「イベントデータの保持」欄で「14か月」を選び、「新しいアクティビティのユーザーデータのリセット」のスイッチのON(青色チェックマークがが右側に寄った状態)を確認したうえで保存ボタンを押します。

    GA4でのデータ保持期間変更手順2

なお、データ保持期間の設定変更反映には24時間かかるようです。

背景を知っておこう

旧バージョンのUAではデータ保持期間の初期設定が「14か月」で設定により最大「50か月」までの設定が可能でした。長期のデータがある方が便宜が良いのに何故GA4ではデータ保持期間が短くなったのでしょうか?

背景としては、第一にプライバシーの保護への配慮があります。GA4は解析のためのデータ取得方法がより多様化しているため全てのデータを長期間保持し解析することで、個人がほぼ特定された状態で行動や嗜好などが把握されてしまう懸念があります。この様な懸念やGDPR(EU域内で制定された「一般データ保護規則」のことでEU域外の事業者にも適用される)のプライバシーに関する規制などと、期待されるGoogle Analyticsの機能との折り合いをつけることの必要性から生じたデータ保持期間の短縮と思われます。

第二に、Googleにとってのデータ解析の負荷抑制もあるのではないかと推測します。GA4のデータ取得方法の多様化により解析レポートを得るための負荷抑制の必要性があったのではと想像します。

内部トラフィックの除外

個人サイトの場合は管理者本人が、また、企業などの場合はサイトの管理、開発、運営に携わる関係者が、サイトの開発やテスト、管理などの目的でサイト閲覧を行う場合が少なからず発生します。しかし、このような本来のユーザーによる閲覧とは違うサイトへのアクセスは、分析を行う上ではノイズとなるため、このような内部関係者からのアクセスは計測データから除外するのが一般的です。

内部トラフィックの除外は、サイトにアクセスするための機器に付与されている「IPアドレス」という情報を用いて除外設定を行います。「IPアドレス」という言葉に不慣れな方やご自分の機器のIPアドレスを知るための知識に疎い方は、是非次の参考ブログ記事をご一読ください。

Google Analytics導入時には必須の設定となりますので、Google Analytics(GA4版)での内部トラフィックの除外方法・設定手順を以下のブログ記事を参考にして行ってください。

Google Analytics(UA版)については上のGA4版のブログ記事を参考にしながら、「管理」画面のビューの欄から「フィルタ」を選択クリックし除外IPアドレスの設定を行ってください。UA版の場合は設定後にフィルタが即時反映されますので、除外設定したIPアドレスのデバイスから設定前後でアクセスしてみることでフィルタの有効性を確認することができます。

Googleシグナルの有効化

Googleシグナルを有効化することで、自分のサイトから計測される情報とGoogleが収集している情報の関連付けがされます。結果として、同一ユーザーが異なったデバイスからアクセスした情報を一元化して把握したり、ユーザーのインタレストカテゴリ(興味関心)が反映されたGA4レポートを得たりすることが可能になります。

Googleシグナルは以下の手順で有効化します。

  1. GA4「管理」画面のプロパティ欄から「データ設定」>「データ収集」画面を開き「Googleシグナルのデータ収集」に関しての設定ボタンをクリックします。


    Googleシグナル有効化設定方法


  2. 「Googleシグナルを有効にする」の表示画面を読んだうえで続行ボタンをクリックします。


    Googleシグナル有効化設定方法


  3. 続けての表示画面で有効にするボタンを押してGoogleシグナルを有効化します。


    Googleシグナル有効化設定方法
プライバシー尊重に関する注意点


ユーザー動向の把握やアクセス解析・分析には便利な「Googleシグナルの有効化」ですが、一方でユーザー側から見ると、サイトをアクセスした段階でその情報とGoogleアカウント上の性別や年代、興味・関心の情報がリンクされることになります。これは、プライバシーの尊重と反するものと捉えられる可能性も懸念されるポイントです。


サイトの管理者・運営者は、Googleも解析・分析のためのテクノロジーとプライバシーの尊重という両側面で各国の法や規制に抵触しないよう微妙なバランスをとりつつサービスを提供していることを理解した上で、Googleのプライバシーポリシーやサービス提供上のポリシー、および日本国内での法律や解釈の動向にも十分留意するよう心掛けましょう。


少なくとも、ご自分のサイトの「プライバシー・ポリシー」にはGoogle Anlytics(GA4/UA)を使用してアクセス情報を収集していること、Googleシグナルを有効化してGoogleアカウント情報と関連付けされていること、目的が個人の特定や個人の動向把握ではなくあくまでもサイト改善につながる集計データの参照であること等を踏まえた内容を明記しておくことをお薦めします。
 

クロスドメインの設定(扱うドメインが1つであれば不要)

クロスドメイン設定は、異なるドメインにまたがる計測を可能にする機能です。

商品サイトとショッピングカートサイト間や、コーポレートホームページとブログサイト間など複数のドメインをまたいで一貫した測定を行う必要がある場合に、サイト同士の遷移状況を把握するために利用します。

GA4では、扱うドメインが1つの場合、もしくは、サブドメインにまたがる計測に関してはクロスドメイン設定は必要ありません。

注意

クロスドメイン設定を行うには、プロパティレベルの「管理」もしくは「編集」権限が必要です。加えて、クロスドメイン設定を行う全対象ページで、同じウェブデータストリームの測定ID(「G-」で始まるID)が使用されている必要があります。(詳細はこちらのGoogleのヘルプ参照のこと)

では、クロスドメインの設定方法を説明していきます。

  1. 「管理」画面のプロパティ欄で「データストリーム」を選択クリックし、該当「データストリーム」名を選択クリックする。


    クロスドメイン設定方法


  2. 「ウェブストリームの詳細」画面で「タグ設定を行う」を選択クリックする。


    クロスドメイン設定方法


  3. 「Googleタグ」画面から「ドメインの設定」を選択クリックする。


    クロスドメイン設定方法


  4. 「ドメインの設定」画面で「条件を追加」ボタンを押す。


    クロスドメイン設定方法


  5. 「マッチタイプ」を選択し、「ドメイン」欄へクロスドメイン計測したいサイトを設定します。マッチタイプ欄は「含む」や「完全一致」を選択し、ドメイン欄へ対象に含めるドメインの識別子(example.com など)を入力するのが一般的です。「含む」や「完全一致」以外の条件も選択可能ですので、ご自分の要件に見合ったマッチタープを選んでください。複数サイト登録したい場合は、「条件を追加」ボタンを再度押すことで複数行にわたって設定可能です。複数行の条件設定の場合は”AND”ではなく”OR”となります。

    クロスドメイン計測するドメインの条件設定を全て終えたことを確認したら保存ボタンを押します。



    クロスドメイン設定方法

以上で、クロスドメイン計測の設定完了です。

Google Search Consoleとの連携

注意

連携するためには、同じGoogleアカウントの下に計測対象のサイトURLに対してGoogle Search Consoleが稼働している必要があります。未導入の場合は、この連携設定の前に以下を参考にして先にGoogle Search Consoleの導入・設定を行ってください。

連携の設定についてはGoogle Search Console側での作業を行います。連携や連携する方法について詳細についてはこちらを参照ください。

まとめ

以上、後半は主にGA4の内容になっていますがGoogle Analytics(UA/GA4)の初期導入方法について説明しました。なるべく判り易くするために画面表示例を使って説明したため少し長くなりましたが、重要なツールですので是非使いこなしてサイトやビジネスの改善に繋げましょう。

なお、GA4は発展途上のためサンプル画像にあるメニューや出力表示は変更されていく可能性があります。ご了承ください。

GA4ではGoogle Adsenseとの連携設定が現状できない状態です。GA4での機能の更新を待つか、UAとGoogle Adsenseを連携して使用するしかない状況です。2023年6月30日をもってUAのデータ計測は停止することがアナウンスされていますので、それまでにGA4へ機能追加されることを期待しましょう。

以上

]]>
https://omniblog.tokyo/deploy-ga/feed/01559
GA4で内部アクセスのIPアドレスを除外する方法https://omniblog.tokyo/ga4-internal-acccess-filtering/https://omniblog.tokyo/ga4-internal-acccess-filtering/#respondSat, 25 Feb 2023 07:15:00 +0000https://omniblog.tokyo/?p=1634

Google Analytics(GA4)で、IPアドレスのフィルタリングで内部アクセスを除外する方法について紹介します。]]>

Google Analytics(GA4)で、IPアドレスのフィルタリングで内部アクセスを除外する方法について紹介します。

Google Analyticsを使用する上では導入初期に行うべき必須ともいえる設定ですので、早い段階に設定してより精度の高いアクセス分析結果を得るようにしましょう。

IPアドレスについて

「IPアドレス」って何? という疑問をお持ちの方や、自分や内部関係者のIPアドレスを知る方法が頭に浮かんでこない方は、まず次の参考ブログ記事を一読してみてください。

除外設定方法

CIDR表記について

上の参考ブログ記事では触れられていませんが、除外したいIPアドレスが単一ではなく、ある範囲を持った複数個である場合は、CIDR表記と呼ばれる形式を用いて表すことができます。例えばCIDR表記で「192.168.1.0/24」とすると、「192.168.1.0~192.168.1.255」の複数IPアドレスを示すことができます。
以下のステップ⑦でルール作成の際、IPアドレスが単一の場合はマッチタイプを「IPアドレスが次と等しい」として値に単一IPアドレスを入力しますが、マッチタイプを「IPアドレスが範囲内」として値の欄にCIDR表記を入力することも可能です。

  1. 除外するIPアドレスを確認しておく。判らない場合は、上で紹介したブログ記事から確認サイトを利用して調べる、または、以下のステップ⑦で、設定画面から調べる、もしくはネットワーク管理者へ確認するなどしてください。

  2. GA4の画面左下の「管理」を押し、プロパティ欄のプロパティ名を確認のうえ「データストリーム」をクリックする。


    内部トラフィック除外の手順


  3. 該当のデータストリームを選択・クリックして「ウェブ ストリームの詳細」画面を開き、次の画面で「タグ設定を行う」をクリックする。


    内部トラフィック除外の手順



    内部トラフィック除外の手順


  4. 「Google タグ」の画面で、下方にある設定欄の右側にある「すべて表示」を押す。


    内部トラフィック除外の手順


  5. 「Google タグ」設定欄に現れた「内部トラフィックの定義」を選択・クリックする。


    内部トラフィック除外の手順


  6. 「内部トラフィックルール」画面で作成ボタンを押す。


    内部トラフィック除外の手順


  7. 「内部トラフィックルールの作成」画面でフィルターの定義をします。各項目の以下説明を参考にして入力し、作成ボタンを押す。

    企業などの場合はマッチタイプを「IPアドレスが範囲内」としてCIDR表記で値を設定するのが便利な場合もありますが、個人サイトの場合はマッチタイプを「IPアドレスが次と等しい」を選択のうえ値に自分のPCのIPアドレスを指定すればOKです。管理や運営面での関係者が数人いる場合は、左下の「条件を追加」を押して指定のIPアドレスを追加することで対処します。


    内部トラフィック除外の手順
    内部アクセス除外方法手順説明資料


  8. 「内部トラフィックルール」が出来たことを確認。


    内部トラフィック除外の手順


  9. 「データフィルタ」画面で現在の状態を確認。


    「管理」>プロパティ欄の「データ設定」>「データフィルタ」を選択して、作成した内部トラフィックのIP除外のためのフィルタの「現在の状態」が「テスト」になっていることを確認します。下の画面表示例の赤字の手順で確認します。


    内部アクセス除外設定手順

    ※「現在の状態」が「テスト」になっている段階では、まだ実際にはデータフィルターは有効ではありません。次のステップ以降でデータフィルタのテストをしたうえで有効化していきます。

  10. 除外設定したIPアドレスからサイトアクセスをしたうえで「リアルタイム」レポート画面で比較表示を準備します。


    このステップは、内部トラフィックルールを作成して「現在の状態」が「テスト」になっていることを確認してから数時間待って行ってください。設定の反映に数時間かかるようですのでしばらく待ってから行ってください。具体的には、反映が終わらないと以下手順の「テストデータのフィルタ名」が選択できなかったり作成したフィルタが出てこなかったりしますので、焦らないようにしましょう。


    まず、除外設定をしたIPアドレスのデバイスからサイトアクセスしてください。そのうえで、GA4画面の「レポート」>「リアルタイム」を選択し以下のような画面を開きます。赤丸にはサイトにアクセスしている「すべてのユーザー」数が表示されています。内部アクセスとして除外設定したデータフィルタはまだ「テスト」状態であり「有効」化されていないため、除外設定したIPアドレスからのアクセスも含んでカウントされています。


    内部アクセス除外設定手順


    次に、以下のようにデータフィルタをテストするための比較表示を準備します。下の画面表示例の赤字の手順に従ってクリックと選択を行い、最後に適用ボタンを押します。


    内部アクセス除外設定手順


  11. 「内部トラフィックルール」に従ったフィルタの比較結果を確認する。

    画面に比較として作成したユーザー数カウントの画面が出てきます。下の画面表示例では横並びで出ていますが、ブラウザの表示幅が狭い場合には縦並びに表示されます。

    比較のカウントでは、内部アクセスとして除外設定したIPアドレスからのアクセス数は「テスト的に除外」されています。従って左側の「すべてのユーザー」のカウントとの間に、除外設定したIPアドレスからのアクセス数分の差分が生じているはずです。これを確認できればテスト完了です。次のステップでデータフィルタを有効化します。


    内部アクセス除外設定手順


  12. 「内部トラフィックルール」に従った「データフィルタ」を有効化する。


    管理画面のプロパティ欄から「データ設定」>「データフィルタ」を選択クリックします。


    内部アクセス除外設定手順


    「データフィルタの編集」画面が表示され、「フィルタの状態」欄の「テスト」にチェックマークが入っていることを確認します。


    内部アクセス除外設定手順


    「フィルタの状態」欄の「テスト」を「有効」へ変更し、右上の「保存」を押します。


    内部アクセス除外設定手順


    有効化の確認画面が表示されますので「フィルタを有効にする」を押します。


    内部アクセス除外設定手順


    再度データフィルタの画面で「現在の状態」が「有効」であることが確認できればOKです。


    内部アクセス除外設定手順


    作業は完了ですが、念のため「レポート」>「リアルタイム」を表示し、除外設定したIPアドレスからサイトアクセスをしてみましょう。今度はステップ⑩で見た結果とは違い、「すべてのユーザー」にもアクセスのカウントはされません。

まとめ

Google AnalyticsのGA4版で内部アクセスのIPアドレスを除外する方法について説明しました。

初めての作業の場合戸惑う点もあったかもしれませんが、管理画面の使い方や「データフィルタ」、「リアルタイム」レポートでの「比較の作成」など学べたことも多かったと思います。

これで、ノイズの少ないデータ計測が可能となりましたので、GA4を更に学んで活用しサイトの改善を図るようにしましょう。

以上

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https://omniblog.tokyo/ga4-internal-acccess-filtering/feed/01634
雛人形≪親王飾り≫の飾りつけhttps://omniblog.tokyo/hina-dolls/https://omniblog.tokyo/hina-dolls/#respondThu, 23 Feb 2023 03:15:00 +0000https://omniblog.tokyo/?p=2393

雛人形≪親王飾り≫の飾りつけのプロセスを写真とともに紹介したいと思います。]]>

我が家では、毎年3月3日の『桃の節句』に向けて、節分を過ぎたあたりに雛人形として『親王飾り』の飾りつけを行います。

『親王飾り』は1段で男雛と女雛および飾りつけのみで、現代の建物事情やマンションなどの住まいでもちょっとした空間で利用することができます。その飾りつけのプロセスを写真とともに紹介したいと思います。初回は悩むかもしれませんが、2回目以降は約30分の作業です。

残念ながら、本来用意されている漆黒の台座は我が家のサイズにはちょっとだけ大きくフィットしないため、市販の御雛段掛(雛人形飾りつけ用赤絨毯)の上に置いています。

赤い絨毯(雛段掛)を敷く

設置する場所に市販の雛人形飾りつけ用赤い絨毯を敷きます。
我が家の場合は、小さなテーブルを利用しています。

雛人形飾りつけ
背景屏風(金屏風)を設置

折り畳み式になっている背景屏風(金屏風)を一番奥に置きます。
次のステップのために屏風の後ろ側に1~2㎝程隙間を開けておきましょう。

雛人形飾り付け
ぼんぼり(雪洞)を設置

ぼんぼりを組み立て、電源を利用する場合は中継コンセントをつなぎ、長さを調整します。配線は背景屏風(金屏風)裏の隙間で取り廻してください。ほんのり梅色(桜色)のぼんぼりを女雛側へ、もう一方は男雛側の左右両脇へ置きます。

雛人形飾り付け
雛人形飾り付け
人形の台座を設置

人形の台座部分を、背景屏風(金屏風)にぴったりつくように、背景屏風(金屏風)手前へ設置します。両台座もくっつけておいて問題ありませんが、全体の幅を考えてバランスよく置いてください。

雛人形飾り付け
雛人形を設置

男雛と女雛の人形を台座の上に据え置きます。
男雛を向かって左側へ置くのが関東雛では一般的で大半はこの形式と言われていますが、京雛の場合は女雛を左側へ飾ります。各地方や各家の風習や慣例にもよりますので確認してみてください。

雛人形飾り付け
花飾りを設置

花飾りを人形前面の両脇、ぼんぼりの前へ据え置きます。
ぼんぼり同様、女雛側へ桜の花飾りを、もう一方の橘(たちばな)を男雛側へ置きます。

雛人形飾り付け
菱台・お神酒をのせた三方を設置

菱台(いわゆる菱餅の飾り)を男雛・女雛の前へ置き、三方(お花を徳利へ差したようなお神酒ののった台)を菱台の間へ据えます。

雛人形飾り付け
男雛・女雛の小物装着

男雛・女雛にはそれぞれ以下のような小物が付属していると思いますので、それぞれ説明書などに従って装着します。詳細は割愛しますが、それぞれ意味あるもので飾り付けの最終段階でもあるので丁寧に飾りつけましょう。

男雛の場合
  • 笏(しゃく)
    男雛が右手に持つ細長い板のようなもの。
  • 纓(えい)
    男雛の頭の上に装着される冠の後ろに立って付いている薄い羽根板状の付属品。
  • 飾剣(かざたち)
    儀式用に身につける剣で、左側の腰に差します。
雛人形飾り付け
女雛の場合
  • 桧扇(ひおうぎ)
    桧(ひのき)の薄い板で作られた扇子のこと。
  • 釵子(さいし)
    女雛の髪あげ具として装着されているティアラのような金属板のこと。
雛人形飾り付け
雛人形飾り付け
終了
親王飾りの飾りつけの完了

雛人形をしまう際は、天気の良い乾燥した日を選んで、毛ばたきなどを用いてほこりを払ったうえ、なるべく素手でで触れぬようにしながら作業します。作業は上の飾りつけの逆で行えば問題はありません。箱詰めの際は、必ず市販の人形用防虫剤を人形に直接触れないように入れましょう。

寒さも少し和らいで梅の花も芽吹き地域によっては咲く頃に、室内に雛人形飾りがあると気分も少し明るくなります。もし、押し入れや物置にずっとしまったままの雛人形があるのであれば一度飾ってみては如何でしょうか。

以上

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https://omniblog.tokyo/hina-dolls/feed/02393
【初心者でもOK】Google Search Consoleの導入設定方法 <テーマ「SANGO3.0」サイトでの説明画面あり>https://omniblog.tokyo/google-search-console-setting/https://omniblog.tokyo/google-search-console-setting/#respondMon, 30 Jan 2023 08:30:00 +0000https://omniblog.tokyo/?p=1636

Google Search Consoleの導入設定方法を、テーマ「SANGO3.0」の画像例などを用いながら、初心者にも判りやすく説明していきます。 ]]>

ブログサイトやホームページを作成して運用は始めたものの、「自分のサイトは閲覧されているのか?」「アクセスを増やすためにまず何をすればいいの?」「自分のサイト内容は読んでもらえているのか?」「ユーザはサイト内で期待どうりの行動をしているのか?」などの疑問がわいてきます。サイト公開までたどり着いても、アクセスが無いと寂しいですし、収益化目的でサイト作成した方にとってはアクセス数やサイト内でのユーザーの行動が命綱ですから当然の疑問・悩みかと思います。

WEBサイトへの訪問や特定記事・投稿へのアクセスを増やしていくには、それなりの知識や専門的な対策、あるいは要求に見合った経費なども必要になってくる場合もあります。ただし、専門家であっても初心者であっても基本的にまず導入すべき無料のサービスがあります。しかも、最低限の情報を得るための設定難易度は決して高くなく、一度導入すると情報が蓄積されていきます(もちろん仕様上の限度はあります)ので初心者でも導入可能で適宜サイトアクセス情報確認が可能になっています。

  • Google Search Console
    WEBサイト到達(訪問)までのユーザー行動を知り分析するためのツール
  • Google Analytics (UA版もしくはGA4版)
    WEBサイト到達(訪問)後のサイト閲覧のユーザー行動を知り分析するためのツール

これら2つはGoogleから提供されている無料サービス(一部有料の機能もあるがエンタープライズ向けであり、初心者や個人レベルでは無料で十分)で、標準的に導入を推奨されるサービスです。

この2つのサービスは、無料だし導入も難しくなさそうだね。

しかも、WEBサイト運営に必要な情報が得られそうで、みんな使ってそうなので導入しておこう。

このブログ記事では以下を前提として「Google Search Console」に焦点を当てて説明していきます。「Google Analytics 」については別ブログ記事を参照して導入してください。

  1. 独自ドメイン名のWordPressウェブサイトを所有している
    管理権限を持ったサイトを導入対象としています。
    管理権限がないと「所有権の確認」作業が出来ません。
  2. XMLサイトマップが作成されている
    Google Search Consoleの有効利用には、ご自身のサイトのXMLサイトマップの生成が必要です。
    XMLサイトマップの作成についてはこちらを参考にしてください。
  3. Googleアカウントを所有している
    Google Search ConsoleはGoogleアカウントに紐づけして導入します。
    使用するGoogleアカウントはGoogle Analyticsと同じものを使用してください。
    Googleアカウントを持っていない方はこちらを参考にして作成してください。
  4. WordPressテーマは「SANGO3.0」中心で説明
    ただし、他テーマでの一般的な設定方法についても説明します

では、さっそく導入に取り掛かりましょう。

このブログ記事を読むことで以下のようなこと知ることが出来ます。
初心者でも「Google Search Console」の導入を進められるような内容構成にしてみました。是非、挑戦してみてください。

  • Google Search Consoleの概要
  • Google Search Consoleの導入・設定方法
  • Google Search Consoleの使用方法 ≪入門編≫
  • Google Analyticsとの連携
    (Google Analyticsの導入が前提)

それでは順番に説明していきます。

Google Search Console とは?

「Google Search Console」とは、Googleが提供しているSEO(下欄参照)対策に必要不可欠なサービスで、無料でツールやレポート利用が可能になっています。

Google検索での掲載順位を改善することが目的となっており、Google Search Consoleのツールやレポートを活用することで、サイトの検索状況や検索キーワード毎の検索結果掲載順位などを知ることができます。また、コンテンツの不備や有用性、インデックス登録の可否などの基本的な検査機能もあるため、コンテンツ良質化のための改善点も見えてきます。

SEO

「検索エンジン最適化(Search Engine Optimaize)」のことで、GoogleやYahoo、Bingといったインターネット上の情報検索ツールで上位にリストしてもらうための対応策の総称のことです。

SEO対策には大きく分けて、自身のWEBサイト内で行う内部対策と自身のWEBサイト外で行う外部対策があり、前者では、良質コンテンツの作成や検索キーワードを意識したコンテンツ作成、適切な画像表示、レスポンシブ化などがあり、後者では、検索エンジンのインデックス化対応や、他サイトからの被リンク対策などが挙げられます。

今回紹介している「Google Search Console」はSEO対策を行うための情報収集サービスであり、その目的での標準的ツールとなっています。

Google Search ConsoleはSEO対策に必要不可欠なサービス/ツールになっています。

Google Search Consoleで出来ること

Google Search Consoleを導入すると以下のようなことが出来たり、知ることができます。
少し難しい言葉も出てきますが、次第に慣れて理解できてくるようになりますので現時点では何となく判っていればOKですよ。

  • XMLサイトマップがクローラーへ通知されたかどうか
    「XMLサイトマップ」とは、検索エンジンへWEBサイトのページ内容を知らせるために用いられるもの。
    「クローラー」とは、検索エンジンが検索掲載順位を決めるための必要情報を、インターネット上を巡回して収集しているロボット(bot)あるいはそのプラグラムのことです。
    Google Search Consoleからクローラーに効率よく自分のサイトの情報を収集してもらえるように、XMLサイトマップの登録状況と通知状態の確認ができます。
  • サイト上の各ページがインデックスされる要件を充たしているか
    「インデックス」とは、検索エンジンのデータベース上にWEBページの情報が登録されることです。検索エンジンはクローラーの収集した情報を基に登録可否や順位を決めます。WEBページはインデックスされないと検索エンジンでの検索結果にはリストされません。
    Google Search Consoleからクローラーの巡回が来たのかどうか、インデックスされているのかどうか、インデックスされない場合のその理由、などの確認ができます。
  • インデックスされないページでの問題点把握
    クローラー巡回時やインデックス可否判断で問題があった場合のレポート受取りや特定WEBページのインデックス可否の検査が出来ます。これを基にWEBページの問題解決や質の向上を図ることができます。
  • インデックス登録状況
    自分のWEBサイトの各ページのインデックス登録状況の全体像が把握できます。
  • 検索エンジンでの表示数、クリック数
    ユーザーが検索エンジンで検索した際に検索結果表示された回数や自分のWEBサイトをクリックした回数などが把握できます。
  • 検索エンジンから流入時の検索キーワード
    検索エンジン経由で自分のサイトへアクセスした場合に使用された検索キーワードを知ることができます。
  • 検索エンジンからの流入先ページ名
    検索エンジン経由で自分のサイトへアクセスした際に、どのページへ訪問したのかを知ることができます。
  • サイトへのアクセス経路
    自分のサイトへのアクセスが、検索エンジン経由なのか、直接そのページのURLを指定したのか、他のサイトからのリンク経由なのかを知ることができます。
  • サイトアクセス時の使用デバイス
    自分のWEBサイトへアクセスした場合ユーザーの使用デバイスはPCなのか、モバイルなのか、タブレットなのかを知ることができます。

    など、様々な情報収集が可能なため、自分のサイトの改善に役立てましょう。

Google Search Consoleの導入・設定方法
   <テーマ「SANGO3.0」での説明画像あり>

では、以下に沿って準備と導入・設定を進めましょう。

早速やってみたいのですが、何を準備しておけばいいんですか?

まずは、独自ドメイン名のWordPressでのWEBサイトを所有していることが必要です。

ハイ、持ってまーす。
管理者権限でWordPressログインも出来ます。

あと重要なことが2つ。

その所有サイトの「XMLサイトマップ」の生成は行っていますか?

それと、今後「Google Search Console」や「Google Analytics 」を使用していく時に使う「Googleアカウント」決めて(持って)いますか?

「XMLサイトマップ」「Googleアカウント」の準備がまだであれば、必要なので下の参考サイトを見て準備願います。

ありがとうございます。

上の参考サイトを見て、「XMLサイトマップ」と「Googleアカウント」も用意出来ました。

準備完了です。

それでは、以下の手順に沿って作業です。

画像例も見ながら進めましょう。

Googleアカウントへログイン

「Google Chrome」などブラウザからGoogle Search Consoleを登録するGoogleアカウントでログインします。

使用するGoogleアカウントはGoogle Analyticsと同じアカウントを使用するようにしましょう。違うアカウントで設定すると設定作業自体にも不都合が多く、使い勝手が非常に悪くなります。両者の連携もできません。

Googleアカウント持っていない、新規作成したいなどの場合、あるいはログイン方法を具体的に知りたい場合は以下のブログ記事を参考にしてください。

Google Search Consoleサイトへアクセス 

以下ボタンから「Google Search Console」のWEBページへアクセスします。

Search Console 

下の場面が表示された場合は、今すぐ開始ボタンを押してください。

Google Search ConsoleのWelcome画面表示
登録サイトURLの入力

ログインしているGoogleアカウントでGoogle Search Consoleへのアクセスが初めての場合、以下のような画面になります。

複数のサブドメインを運用していてサーバー側でのDNS編集権限も持っているような場合を除き、通常は「URLプレフィックス」から特定のURLを個別に登録します。

SearchConsoleのURL登録画面

へ登録するサイトURLへ入力し、その後の「続行」をクリックしてSTEP.4の所有権確認へ進みます。

SearchConsoleプロパティメニュー

  
【参考情報】

ログインしているGoogleアカウントで、既にGoogle Search Consoleを利用している場合は上の画面は出てきません。その場合は、Google Search Consoleのメニューから「プロパティを追加」をクリックしたうえで、URLの追加作業を行いSTEP.4へ進みます。

サイトの所有権確認


このサイト所有権確認のステップは少し面倒くさいですが、ゆっくりと説明の通り行えばOKです。注意点も記載しておきます。

サイト所有権確認時の注意

サイト開発中などでBASIC認証などのアクセス制限をかけている場合がありますが、「サイト所有権確認」ではGoogleがサイトをアクセスできる必要がありますのでBASIC認証などのアクセス制限は一時的に解除願います。

サイトが一般公開済みであればご心配は無用です。

サイト所有権の確認方法は以下の5つのうち任意(やり易い)の一つの方法を選択して行います。

  1. Google Analytics
    別途Google Analyticsが既に導入・稼働していればこの方法が一番簡単。
    Google Analyticsと同じGoogleアカウントでログインしていれば確認ボタンを押すだけです。
    この方法の詳しい説明はこちら
  2. HTMLタグ
    発行されるタグを、サイト内の指定されたファイル内へコピペする方法。
    初心者にとっては戸惑う面もあるが、使用テーマによっては簡単にできる。
    この方法の詳しい説明はこちら
  3. HTMLファイル
    発行されるファイルを、サイト内の指定されたディレクトリへコピーする方法。
    通常はサーバー管理から、ファイルマネージャやFTPを使用してコピーするため、使い慣れない初心者には戸惑いが大きい。
    この方法での詳細説明はネット検索でも多数あるのでここでは割愛します。
  4. Googleタグマネージャー
    別途Googleタグマネージャーを使用していて、コンテナの公開権限を持っている場合は使用可能。
    「Googleタグマネージャー」の詳細説明が必要になるため、この方法についてもここでは割愛します。
  5. ドメイン名プロバイダ
    ドメイン全体のSearch Consoleプロパティ作成に必要になる方法。
    サーバー側のDNS編集権限が必要。
    この方法を必要とする方はそもそも初心者ではないと思われ、ここでの説明は割愛します。


    ※ ③~⑤の方法について本ブログ記事では詳細説明割愛しますが、①と②どちらかの方法が判りやすいと思います。どうしても③~⑤の方法で行いたい場合でより詳細が必要な方は、別途ネット検索で他の解説記事を探してみるようお願いいたします。

初心者にとっても一番簡単な方法は①の「Google Analytics」を利用する方法です。使用テーマによっては、Google Analytics自体の導入もGoogle Analyticsトラッキングコード設定用のカスタマイズ画面が用意されていたりするので、その場合は先にGoogle Analyticsを導入した方が楽だと思います。自分のお使いのテーマの仕様やガイドを確認してみてください。

Google Analytics を利用してのサイト所有権確認

≫ 対象サイトURLにGoogle Analyticsが導入され稼働済み、かつGoogle Analyticsの編集権限のあるものと同じGoogleアカウントでログインしている場合は、画面から「Google Analytics」での認証を開き確認ボタンを押すだけです。

所有権の確認HTMLタグ選択

開いたら、次の画面が展開されますので「確認」を押します。

所有権確認GAでの確認画面

「所有権を確認しました」の画面が出ればOKです。
もし認証できない場合は、Google Analyticsと同じアカウントかどうか、Google Analyticsの編集権限を有しているアカウントかどうかを再確認してください。

Google Analytics 未導入の場合のサイト所有権確認

≫ Google Analyticsを未導入の場合一般的には②「HTMLタグ」を使用する場合が多いので、以下「HTMLタグ」を利用しての所有権確認設定を紹介します。
作業は、発行される「HTMLタグ」と呼ばれる数行のテキスト情報を、WordPressサイト内の「header.php」というファイルへコピペするという内容ですが、使用テーマによっては「header.php」への反映を簡単にできるように設定画面を用意してくれている場合があります。そのタイプのテーマの代表として「SANGO3.0」を例に説明します。


「header.php」への反映を簡単にできるような設定画面が用意されていないテーマの場合は、「header.php」を直接編集する必要がありますので、その方法も説明しておきます。

注意

ここでは便宜上WordPressテーマ「SANGO3.0」の画面を使用して説明していきます。

「SANGO3.0」のようにカスタマイズメニュー内に「header.php」ヘッダー部分へのタグ追加機能がある場合は、「②HTMLタグ」を選択の上「SANGO3.0」の場合と同様に発行されたHTMLタグをコピーして、カスタマイズの所定欄へ貼り付けたうえで進めてください。詳細については各テーマの仕様や使用ガイドなどを必ず参照するようにお願いします。

「所有権の確認」画面から「HTMLタグ」を選び内容を展開します。

所有権の確認HTMLタグ選択

以下のように「HTMLタグ」の内容が開いたら、赤枠部をクリックしてメタタグ情報をコピーします。コピー後もこの画面は閉じずにそのままにしておきます。

HTMLタグのコピー

次に、サイトのWordPress管理画面へログインし、下の画像で赤枠「SANGO設定」から「詳細設定」画面を開き「headタグ内にコードを挿入」のボックス内へ先程コピーしたメタタグ情報を貼り付けます。その後下部にある「詳細設定を保存する」を押すのを忘れないようにしてください。

sango設定メニュー
sango詳細設定

画面下方の「詳細設定を保存する」を押した後で、Google Search Consoleの所有権確認画面へ戻り「確認」をクリックします。

以下の、「所有権を確認しました」の画面が出力され所有権確認は終了です。「プロパティに移動」をクリックしてGoogle Search Consoleの画面へ行きSTEP.5へ進みましょう。

所有権認証確認画面
注意

 
以下の内容はWordPressで作成されたサイトについて汎用的に書いています。使用テーマによっては子テーマ使用などにより「header.php」の表示や存在箇所が判りづらい場合がありますので、ご使用の各テーマの「header.php」編集方法については事前に確認するようにしてください。

また、「header.php」編集前に念のために必ず「header.php」のバックアップを取っておきましょう。「header.php」の全文をメモ帳などにコピペしておけばよいと思います。
 

「所有権の確認」画面から「HTMLタグ」を選び内容を展開します。

所有権の確認HTMLタグ選択

以下のように「HTMLタグ」の内容が開いたら、赤枠部をクリックしてメタタグ情報をコピーします。コピー後もこの画面は閉じずにそのままにしておきます。

HTMLタグのコピー

次に、サイトのWordPress管理画面へログインし、下の画像で赤枠「外観」から「テーマファイルエディター」画面を開きます。

テーマファイルエディターメニュー

これでテーマの編集画面が開きます。画面右側に並んでいるファイル名の中からheader.php(テーマヘッダー)と書かれたものを探してクリックしましょう。子(child)テーマ使用の場合などは親テーマのheader.phpを引き継いでいる場合があるため、その時は赤枠選択窓部分で親テーマを選択して、header.phpを探してください。

header.phpファイルを開く

header.phpをクリックして開いたら、まずはheader.phpバックアップを取ってください。全文をメモ帳などにコピペしておけばよいと思います。

バックアップ作業を終えたら、header.php内の</head>と書かれたコード(下図の赤下線部分)を探します。</head>の前にカーソルを置いて「ENTER」を押して改行し、上に空いた1行のスペースに先程コピーしたメタタグ情報を貼り付け、画面下方の「ファイルを更新」を押してください。

header.phpの編集

赤下線で示した</head>と書かれたコードを探す。
</head>の前にカーソルを置いて「ENTER」を押す。
・1行空いた赤矢印部分へ、先程コピーしたメタタグ情報(HTMLタグ)をコピーする。
・画面下方の「ファイルを更新」ボタンを押して保存。

注意

「ファイルを更新」を押した際にエラーが出てファイルの更新が出来ない場合は、セキュリティー関連プラグインの影響などが考えられます。header.phpファイルやファイルの置かれているディレクトリへのアクセス制限がかかっている可能性がありますので、一時的にその機能やプラグインを無効化して試すことをお薦めします。

「ファイル更新」を押した後で、Google Search Consoleの所有権確認画面へ戻り「確認」をクリックします。

以下の、「所有権を確認しました」の画面が出力され所有権確認は終了です。「プロパティに移動」をクリックしてGoogle Search Consoleの画面へ行きSTEP.5へ進みましょう。

所有権認証確認画面

※所有権確認に失敗する場合は、キャッシュ関連プラグインや、サーバー側での特別なコンテンツ・キャッシュ設定の影響も考えられますので、一時的にオフしてみてください。

XMLサイトマップの登録


STEP.4までで、Google Search Consoleの導入は終了し、登録したサイトURLのプロパティで画面左側にGoogle Search Consoleの各種メニューが出ているはずです。

ここでは、Google Search Console使用の第一歩となるXMLサイトマップの登録設定を行います。XMLサイトマップの登録は、サイトの内容をクローラーへ積極的に伝えることでサイト内ページのインデックス化を促進し、検索結果へリスト表示してもらうための作業です。SEO入口の作業ですので初期的に是非とも行っておきたい設定になっています。

XMLサイトマップ登録の注意


XMLサイトマップ登録によって検索エンジンのクローラーがサイトの各ページへアクセスします。よって、XMLサイトマップ登録作業は、サイト公開済みが前提です。まだサイト開発中でBASIC認証などでサイトアクセス制限をかけている場合は、特別な目的がない限りサイトマップ登録は避けてください(SEO観点でメリットはなく不都合を生むだけです)。

STEP.4の「サイトの所有権確認」作業で「所有権を確認しました」の画面が出たら画面上の「プロパティに移動」をクリックします。所有権確認したサイトのプロパティでメニューが出てきます。

Search Consoleのメインメニュー

メニューが閉じている場合は下図左上赤矢印部分を押すとメニューが現れます。

プロパティ枠内のURLを確認して、「インデックス作成」→「サイトマップ」(赤枠部)を選択してクリックします。

画面の以下の部分赤下線部に、「XMLサイトマップのURL」を入力して「送信」を押します。

XMLサイトマップURLの入力

サイトマップのURLはパーマリンク設定やXMLサイトマップ生成のプラグインの設定により違ってきますので、WordPress管理画面のXMLサイトマップ設定(通常「設定」→「XML サイトマップ」もしくは「XML-Sitemap」などのような表記になっている)からサイトマップURLが表示されている部分を見つけ確認します。

XMLサイトマップ生成にプラグイン「XML Sitemap & Google News」を使用している場合の例では、WordPress管理画面のXMLサイトマップ設定(通常「設定」→「XML サイトマップ」→「高度な設定」タブを開くと以下の画像の赤枠部分で確認ができます。
この例ではsitemap.xmlを入力し「送信」を押します。

サイトマップURLの確認方法

上の例ではXMLサイトマップのURLとしてsitemap.xmlを送信しましたが、併せて以下の2つも送信しておくとより効果的かと思います。(「sitemap.xml」の部分はご自分のXMLサイトマップURLの名に置き換えてください)

  • sitemap.xml.gz
    圧縮されたXMLサイトマップ
  • feed
    RSSフィード

プラグイン「XML Sitemap & Google News」やXMLサイトマップ作成の詳細については以下のブログ記事をご参照ください。

XML Sitemap 表紙画像【初心者でもできる】「XML Sitemap & Google News」でのXMLサイトマップ作成 WordPressプラグインでSEOの第一歩
サイトマップの登録確認(しばらく待ってから)

 
STEP.5でGoogle Search ConsoleへXMLサイトマップURLを送信後、以下のような画面が出力されます。

この欄には送信されたサイトマップの分が全てリストされます。上の画面は「sitemap.xml」のみ送信した場合の例です。

サイトマップのステータス欄に「取得できませんでした」と表示されているかもしれませんが、時が解決してくれます。
この「送信されたサイトマップ」のリストに載っていれば送信は正常に行われていますので、しばらくしてからGoogle Search Consoleのページを読み込みなおす(更新)と以下のように「成功しました」ステータスに変わるはずです。

送信されたサイトマップ

「検出されたURL」数も当初は「0」となっているかもしれませんが、こちらも時を追うごとにXMLサイトマップ内にリストされている実際の数に近づいていきますので気にしないでおきましょう。
上の画像のサイトマップ名(上の例の場合は「/sitemap.xml」)をクリックするとさらに詳細が見れます。

サイトマップ状態の詳細

こちらの「読み込まれたサイトマップ」の情報も、ステータス欄に「取得できませんでした」と表示されているかもしれません。これも上の情報と同様に時間がたつにつれ勝手に「成功しました」ステータスに変化していきますのでしばらくは深く考えなくて大丈夫です。1週間程度の余裕を見て確認してみましょう。

ステータスに「取得できませんでした」が残っている状態であっても、検索エンジンからの評価が下がる訳ではないので、安心してステータスが「成功しました」になるのを待ちましょう。

Google Search Consoleの導入と初期設定は終了です

Google Search Consoleの使い方 ≪入門編≫

前の「Google Search Consoleの導入・設定」を終えることで、ご自身のサイトの内容が積極的に検索エンジンへ伝えられ、検索エンジンのクローラー巡回が加速されます。巡回の結果としてサイトの内容が評価され、インデックス登録(インデックス化)され、インデックス化されることで検索エンジンでの検索結果にリストされる状態となります。

Google Search Console画面からは、このインデックス化までの一連の状況やサイトへのアクセス状況を知ることができます。これらの情報を基に、ユーザーにとっての各ページやサイト全体の質を高め、サイト訪問を増やすことが目的です。サイトアクセスの事実を知り、問題点を見つけ、解析し、改善を図り、問題解決を確認するというPDCAサイクルを回してより良いサイト作りを目指しましょう。

以下にGoogle Search Console画面から各状況を知るための基本的な使用方法を簡潔に紹介していきます。

下の説明に加えてもっと詳細を知りたい場合は、以下を参考にしてください。

Google Search Consoleの使用法や機能・用語説明の詳細について知りたい

紹介する機能や使用方法以外にも、Google Search Consoleには役立つ情報が多くありますので、Google Search Console全体の詳細を知りたい場合やSEOの一端として知識を得たい場合などは以下のGoogle Search Consoleヘルプセンターへの訪問をお薦めします。

各レポートページ内の使用方法詳細や用語の意味などは、Google Search Console画面右上側の「ヘルプ」(?マーク)の参照がお薦めです。
また、確認できるレポート内容の詳細や解決方法などについては個別に状況が異なりますので、レポートされた内容で検索するなどで悩みを解決することをお薦めします。インターネット上には皆さんと同じような悩みや問題に関する情報がが多いので、自分に合った情報を見つけ出すよう努力してみてください。

サイトマップの登録

Google Search ConsoleにXMLサイトマップURLを登録・送信することで、検索エンジンへサイト内容を積極的に知らせることができます。

詳しい使用方法・登録/送信手順については、前の「Google Search Consoleの導入・設定」のSTEP.5~STEP.6をご覧ください。

ページ登録確認

Google Search Consoleのメインメニュー画面から、「インデックス作成」⇒「ページ」を選択します。

大きく分けて次の2つの情報を知ることができます。

  • ページのインデックス登録状況
    ページのインデックス登録状況を時系列で確認できます。
    また、登録状況をサイトマップ毎や送信済み/未送信などで仕分けして確認もできます。
    更に、サイト内のインデックス化されているページURLのリストも確認できます。
  • ページがインデックス登録されなかった理由
    ページがインデックス登録されなかった理由別とリストを確認でき、各理由をクリックすると登録されなかったページURLを確認できます。
    この情報は、各ページをインデックス化するための改善の元になるものですので無視しないようにしましょう。

URL 検査

URL検査は大きく分けて次の目的で使用します。

  • 個別のページURLのインデックス登録の有無を確認
    実行時点での個別ページURLのインデックス登録状況を把握できます。
    結果は「URL が Google に登録されていません」、「URL は Google に登録されています」のいずれかで報告され、登録されていない場合はその状態を知ることができます。
  • 個別のページURLのインデックス登録の可否をテスト
    「URL検査」や「公開URLをテスト」で登録されていないページの登録可否をチェックし、不可の場合その問題点を指摘してくれる機能です。各ページURLの登録を進めるために重要な機能で、サイト改善に不可欠です。
  • インデックス登録不可の場合の理由確認
    前項と同じですが、「公開URLをテスト」を実行することで、ページの登録可否のチェックのみならず、不可の場合その問題点を指摘してくれます。
  • インデックス登録のリクエスト
    新規で作成したページ、あるいは登録不可に修正を施したページのURLに関して、「公開URLをテスト」で登録可能となった場合にインデックス登録を加速するためのリクエストです。通常のクロールを待たずに優先的なインデックス登録をリクエストできる機能ですが、実際のクロールのタイミングはお任せとなります。

この機能はサイト内の各ページURLが、インデックス化される要件を満たしているかどうかを検査してくれる機能です。Google Search Consoleのメインメニュー画面から、「URL検査」を選択し、上部Google Search Consoleのロゴマーク右の検索窓に対象ページURLを入力することで実行します。もしくは、前項の「ページ登録確認」で登録されなかったページURLリストのURLにカーソルを置くと右側に出てくる「検索マーク」をクリックすることでそのURL検査を実行できます。

登録不可であったページなどを修正後に、登録可否のテストを行うには公開URLをテストというボタンを使用します。URL検査結果画面内にボタンがあるので、ページ修正後にURL検査を行い「URL が Google に登録されていません」となった場合に行ってみてください。うまく問題解決のための修正ができたのかどうかを確認できます。

現状、インデックス登録ないものの「公開URLをテスト」で登録可能となったページURLについては「公開URLをテスト」の結果画面から「インデックス登録をリクエスト」を押すことでインデックス登録リクエストが出来ます。一度リクエストした後は、Googleからの対応待ちになる為、すぐにインデックス登録されないからと言って何度もリクエストする必要はありません。

検索エンジンでのクリック数、表示回数、クリック率(CTR)、掲載順位

Google Search Consoleのメインメニュー画面から、「検索パフォーマンス」を選択・クリックします。

表示画面上部に時系列でのクリック数と表示回数、クリック率(CTR)、掲載順位のグラフと、その上部に指定期間内での合計クリック数と合計表示回数、平均クリック率(CTR)、平均掲載順位が出力されています。ご自分のサイトへのアクセス状況や検索結果へのリスト状況、検索結果をどの程度クリックしてもらえたか、検索結果のリスト掲載順位を知ることができます。

時系列グラフ上部の指標銘をクリックすることでグラフへの表示/非表示などが可能になっています。

  • クリック数
    Google検索結果リストからサイト内のページURLがクリックされサイトへ移動した回数です。
  • 表示回数
    Google検索結果リストに表示されたサイトへのリンク数です。ユーザーがスクロールせず実際には目にしていなくともカウントされています。ただし、ユーザーが検索結果の1ページ目のみしか表示しなかった場合、2ページ目以降に表示されるはずだったリンク表示はカウントされないようです。
  • クリック率(CTR)
    クリック数を表示回数で割った値です。
  • 掲載順位
    検索結果にリストされたサイトページの中で「最上位」の掲載順位です。平均掲載順位はこの「最上位」掲載順位の平均値です。

検索パフォーマンスのディメンションとフィルタ

Google Search Consoleからは、サイトへのアクセス状況を様々な角度(ディメンション)でグループ化したりフィルタしたりすることが可能です。

メインメニュー画面から、「検索パフォーマンス」を選択・クリックします。

表示画面上部の時系列でのアクセス状況のグラフの下側に、各ディメンション毎のタブのある表示エリアがあります。ここで、表示タグを選ぶことでアクセス状況を様々な角度(ディメンション)から知ることができます。用意されている主なディメンションには以下があります。

  • クエリ
    サイトがGoogleで検索された際のクエリ文字列情報です。
    検索キーワードを意識してのページ改善を図る場合に有効な情報です。
  • ページ
    Googleでの検索結果に紐づいたページごとの情報です。
    どのページへの訪問が多いのかなどを知ることができ、個別ページをクリックすることでページ毎の時系列情報なども確認できます。

  • 検索が行われた国別の訪問情報です。
    想定した国・地域からのアクセス状況確認や、セキュリティ上の懸念の有無判断などに利用できます。
  • デバイス
    ユーザーがパソコン、タブレット、モバイルのどのデバイスを使って訪問しているのかの情報です。使用デバイスの割合によっては、ページ作成の改善につながる場合も多いと思います。

Google Analyticsとの連携

このブログ記事の最初にも書きましたが、サイト訪問者増加やページ内容の品質向上には次の2つのGoogleから提供されている無料サービスの導入が基本です。ここまで、「Google Search Console」を中心に説明しましたが、もう一度、2つのサービスの目的を確認しておきます。

  • Google Search Console
    WEBサイト到達(訪問)までのユーザー行動を知り分析するためのツール
  • Google Analytics (UA版もしくはGA4版)
    WEBサイト到達(訪問)後のサイト閲覧のユーザー行動を知り分析するためのツール

これらのサービスは別々に提供されていますが、私たちサイト運営・管理者にとっては、サイト訪問者増加やページ内容の品質向上という観点からすると一連の情報であり、まとめて確認出来るに越したことはありません。そこで、「Google Search Console」と「Google Analytics」の連携という設定を行い、それぞれのサービスの画面に、それぞれお互いの情報をレポートできるようにします。これにより、若干限定はあるものの、日常的な運営管理に必要な情報はほぼどちらか一方の画面から確認することが可能になります。

Google Analyticsの導入が前提の作業です

この設定作業は、以下が前提です。

  • Google Analytics(UAもしくはGA4、または両者)が導入され稼働している
  • 両サービスともに同じGoogleアカウントに紐づいており、ログインしている
  • 該当Googleアカウントでサイト所有権、サービスの編集権限がある

Google AnalyticsはGA4のリリース後しばらくGoogle Search Consoleとの連携が出来ませんでしたが、この記事作成時点(2023年1月時点)では既に可能になっています。


Google Analyticsを未導入の場合は、ここで一度「Google Search Console」導入作業を終了して、「Google Analytics」を導入後、この作業に戻ってください。若しくは、「Google Analytics」側での連携設定も可能になっていますので確認してみてください。

連携手順の開始

「Google Search Console」と「Google Analytics」のサービス連携を行う手順です。
「Google Analytics」側からも両サービスの連携の設定可能ですが、ここでは「Google Search Console」側からの連携手順を説明します。

Googleアカウントでログイン

「Google Search Console」および「Google Analytics」に紐づく、サイト所有権・サービスの編集権限があるGoogleアカウントでログインします。

Google Search Consoleサイトへアクセス

以下ボタンから「Google Search Console」のWEBページへアクセスします。

Search Console 

下の場面が表示された場合は、今すぐ開始ボタンを押してください。

Google Search ConsoleのWelcome画面表示
サービスの関連付け設定
Google Search Consoleメインメニュー

Google Search Consoleのページへ、サイトURLを登録した状態でをアクセスすると、左画像のようなメインメニューが表示されます(表示画面左側)。

で目的のサイトが表示されていることを確認します。Google Search Consoleへ複数のサイトを登録している場合は、関連付けして連携を図るサイトを選択してください。

の「設定」をクリックします。

「設定」画面で、「協力者」欄をクリックして開きます。

設定協力者画面

「設定」>「協力者」画面の 「関連付けられているサービス」欄を確認します。現在関連付けられているサービスが表示されますが、初期状態では何も関連付けなないため以下の画面例のように何もリストされません。これから行う関連付けの作業後にはGoogle Analyticsとの関連付けがリストされることになります。

で現状を確認後、の「関連付ける」をクリックします。

現状の協力者設定画面

同じGoogleアカウントに紐づいているGoogle Analyticsのプロパティ名とバージョン、測定IDなどが表示されます。関連付けたいものにチェックをして()「続行」をクリック〈〉します(下の例ではGA4のバージョンのGoogle Anlyticsの関連付け)。

協力者設定プロパティ選択

上の画像例で、続けて作業すればUAバージョンも関連付けは可能ですが、後々実際に連携したデータを確認できるのは1:1でしか連携できないため、どちらか一方(これからはGA4を推奨)で良いと思われます。

両方とも関連付けした場合、「Search Console Insights」(Google Search ConsoleとGoogle Analyticsのデータを統合して表示してくれる画面)には片方のみ使用可能なため、下の画面に、もう一方を統合表示したい場合は不要な関連付けの削除が必要な旨のメッセージが出てきます。その場合は不要な関連付け側の削除をしてください。

「続行」を押した後に関連付けの確認画面が表示されます。内容確認の上「関連付ける」のボタンを押します。その後、「設定」>「協力者」の画面で以下のように関連付けが表示されていれば連携作業は終了です。

協力者設定結果画面
 
連携手順の終了

以上、Google Search Consoleサービス画面からのGoogle Analyticsとの連携設定を紹介しました。

まとめ

少し長くなりましたが、Google Search Consoleの導入設定はうまくいきましたでしょうか? 「所有権の確認」あたりが少し難しかった(面倒くさかった)でしょうか?

このブログ記事では以下の内容について説明させていただきました。

  • Google Search Console とは?
  • Google Search Consoleで出来ること
  • Google Search Consoleの導入・設定方法
  • Google Search Consoleの使い方の簡単な紹介
  • Google Analyticsという他のサービスとの連携方法

Google Analyticsと併せて有効利用することで、サイト全体や内容の品質向上を図り、検索エンジンから用評価を得られるように日々改善を図っていきましょう。

以上

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https://omniblog.tokyo/google-search-console-setting/feed/01636
自転車での転倒事故 ≪救急車での搬送とその後≫https://omniblog.tokyo/bike-accident/https://omniblog.tokyo/bike-accident/#respondMon, 26 Dec 2022 05:23:41 +0000https://omniblog.tokyo/?p=1899

自転車で転倒事故を起こし救急車にお世話になってしまいました。 この件にまつわる様々な思いを雑記として記録に残しておきます。]]>

2022年12月7日に自転車で自身の不注意から大転倒してしまい救急車のお世話になってしまいました。

自転車での転倒と救急車

急な坂道途中で車との接触を避けるためにスピードを緩め一時停止しようとした際に、かねてから少し痛めていた左膝に思ったような力が入らず、バランスを崩し後方へ転倒してしまいました。その際に少し擦ってしまった後頭部からうっすらと出血した事と頭の打撲の心配があったため、近隣住民の方が救急車を呼んでくれました。

ERへ搬送されましたが、CT検査で頭蓋骨の骨折や内部出血などは認められず、簡単な止血の対応のみで対応は終了しました。医師からは、出血した傷は縫う必要のない程度のもので、圧迫による止血しもう止まっているので今晩からでも軽い洗髪は可能との説明がありましたが、頭部打撲による後日の「硬膜下血腫」についてのリスクや症状について説明を受けました。

ER搬送後の事後処理

ERでの検査・処置・説明や会計は比較的短時間で済みましたが、自分の業務中であったこともあり搬送前後は結構大変でした。

まず、病院へ搬送途中で救急隊から許可をもらい、事故発生時間後に訪問アポをもらっていた先へ電話で訪問日変更の連絡をしなければなりませんでした。更に家族と職場への連絡も。
また、一応事故扱いで警察も関わったために必要事項や事故状況の確認などがありました。さらに、使用していた自転車はレンタル自転車であったためその処置についての方針説明などがあり、搬送先決定までの間は結構バタバタした感じでした。

病院会計時には、保険証の件で家にいた子供へ連絡、FAXとLINEでの写真送付を依頼。これが無いと、仮で10割分を実費精算し自宅からは遠い病院へ再度来院しての精算手続きが必要とのことで、子供が家に居てくれてラッキーでした。

病院で会計を済ませた後は、搬送前に受けた指示に従って管轄の警察署交通係へ電話しレンタル自転車の処置について確認。何と、レンタル自転車はそのまま現場に置いてあるとのことで、電車の駅やバス停からは遠い現地へ病院からタクシーで¥2.400程かけて戻りました。

現地では、救急車を呼んでくれた近隣宅へ寄り感謝を伝え(状況的に手ぶらでしたが)、その日は予定していた業務を切り上げてレンタル自転車返却し帰宅しました。

この日は怖くて頭は洗えませんでした。と言うよりも、翌日から傷がかさぶたになり変に剝がれても怖かったため3日程洗髪は控えざるを得ませんでした。

翌日以降の状況

翌日からは予期せぬ症状で悩むことになりました。

転倒した日は、頭部のことばかり気になっていたため気づきませんでしたが翌日から左膝と脛(スネ)のあたりが打撲で痛く、寝たり起きたりの動作や歩行に支障がありました。そして、よくよく見ると事故時に着用していたスーツのスラックスの膝部分が小さめのかぎ裂きに擦り切れていました。
「もしかして骨折?」と思うほど痛いため整形外科へ行きレントゲンを撮ってもらうことに。幸いにも骨折は無く、膝下の皮下内出血による痛みで長いと1ヶ月ほど痛みがあるとのことでした。その後2~3週間程でその痛みは消えていきましたが、何とも辛い期間でした。

また、治療費やタクシー代など予定外の出費があったため、自転車関連の保険があったことを思い出し調べてみたところ、自責のケガには対応しておらず他人への賠償責任などに関わる保険でしたので、残念ながら適用は無し。個人での事業のため労災もなく費用はすべて自腹となってしまいました。

結局、2~3週間程はほとんど業務も出来ず簡単な事務処理などを行う程度となり、なんとも情けない年末を過ごすことになってしまいました。

まだまだ心配 今後について

転倒から約3週間経過した現時点で、頭痛・言語障害・手足の動作不具合・しびれ・歩行不安定・めまい・記憶不具合・認知症などの症状は無く、膝下の打撲もほとんど元の状態まで癒えた状況で、これは今になって考えると本当に不幸中の幸いであったと思います。

もし、「もう少し傷が深かったら」、「もう少し強く頭を打っていたら」と考えると怖くなってしまいます。

当面は、最悪の場合「硬膜下血腫」を発する可能性があることも忘れずに、頭部に負荷がかかる動作は控えつつ、かかりつけ医などとも相談していきたいと思います。

近年、自転車関連事故の増加や法改正などもあり、より慎重で良識のある自転車利用が求められています。自身の体力や体調も考慮の上、楽しい自転車走行ができるようムリせず最大限の注意を払いましょう。

以上

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https://omniblog.tokyo/bike-accident/feed/01899
国立市3年ぶりの「天下市」|『くにたち』への思いと雑記https://omniblog.tokyo/kunitachi-omnibus/https://omniblog.tokyo/kunitachi-omnibus/#respondSun, 13 Nov 2022 12:30:00 +0000https://omniblog.tokyo/?p=1822

新型コロナウイルスの影響があり、ここ数年見送られてきた国立駅前を中心とした天下市が3年ぶりに開催されました。 『くにたち』にあらためて興味を持っていただき、『くにたち』の魅力に触れる機会を持っていただければと思います。天気のいい日にでも、是非ぶらっと『くにたち』を訪れてみてはいかがでしょうか。]]>

新型コロナウイルスの影響があり、ここ数年見送られてきた国立駅前を中心とした天下市が3年ぶりに開催されました。

以前同様、テント店舗が並ぶ天下市(青空商業祭)と『市民まつり』として歩行者天国や市民パレードも実施されたもよう。残念ながら同時開催するはずの(「私の記憶によれば」以前は同時開催だったと思う。間違ってたらスミマセン)一橋大学の全学祭である『一橋祭』は日程がズレていて、2022年11月18日(金)〜20日(日)にかけて3日間開催予定らしい。

国立 天下市案内図

これら、「天下市」、「市民パレード」、「大学通り歩行者天国」、「一橋祭」のイベント情報としては今更もう完全出遅れの情報になっていますが、『くにたち』には何かと縁のある私にとってはわくわく感を覚える情報であったため、『くにたち』に少しでも興味を持ってもらいたく本ブログ記事を書いています。

『くにたち』にあらためて興味を持っていただき、『くにたち』の魅力に触れる機会を持っていただければと思います。天気のいい日にでも、是非ぶらっと『くにたち』を訪れてみてはいかがでしょうか。

くにたちは他の街と何が違う?

私事で恐縮ですが、私は現在国立市民ではありません。しかしながら、学生の頃3年間『くにたち』に住み、親交のある友人に国立市内の大学出身者も多く、子供が国立市内の小学校やスイミングスクールに通ったことなどもあり、何かと『くにたち』との縁が深いものを感じています。

更に、今でもふと思い立って『くにたち』で買い物したり、時々『くにたち』の珈琲店で過ごしたりと、『くにたち』と繋がっていたい自分や『くにたち』の空気感を味わいたがっている自分を感じることがあります。

そうなんです、『くにたち』は何かが他の街とは違っているんです。

では何が違っているのか? 自分でもなかなかその論理的な理由は判りませんが、以下のような要素によって総合的に『くにたち』が癒しの空間となっているような気がします。その要素について、少し紹介したいと思います。

  • 特別用途地区(文教地区・特別工業地区)

    東京都文教地区建築条例により、国立市の57.5%が第一種文教地区、残りの42.5%が第二種文教地区に指定されています(詳細はこちらを参照)。簡潔に言うと、建築基準に制限があるほか、風俗営業関連やホテル、劇場、勝馬投票券発売所、その他風俗を乱すおそれがあると認めて知事が指定するものなどが規制され自由に建築や営業ができません。

    また、国立市特別工業地区建築条例(詳細はこちらを参照)により、住宅地の騒音や振動などの近隣公害を防止すべく、小規模な工場などの住宅地内での混在が規制されています。

    これらの取り組みは、国立が町として発展し始めた1951年頃から市民の意思が反映された形で始まったと聞かれます。その頃から『くにたち』には教育環境や住民の安全・安心を求める精神が根付いてきたのだと思われます。
  • 国立市都市景観形成条例(通称:景観条例)

    国立市全域が対象地域となる条例(詳細はこちら参照)で、地区と規模により行う行為の届け出が必要となるものです。行為の範囲としては、わかり易くいうと建物等の建築物や、銅像や緑地のベンチ等の工作物、広告看板などです。この条例により、文教都市くにたちにふさわしい都市景観を守り、育て、つくるとされています。
  • 教育環境

    『くにたち』には公立の小中学校はもちろんのこと、以下のような個性的で特徴のある教育環境が存在しています。『くにたち』が目指してきた街づくりの表れともいえる部分です。

     ※ 一橋大学
     ※ 東京女子体育大学・短期大学
     ※ 国立音楽大学付属幼稚園・小中高等学校
     ※ 桐朋学園小中高等学校
     ※ 国立学園小学校
     ※ 東京都立国立高校
     ※ 東京都立第五商業高等学校
     ※ NHK学園高等学校 
  • 国立駅前ロータリーと3方向への放射線通り

    下の地図にみられるように、国立駅南口側の駅前は大きなロータリーになっています。ロータリーに接続している道路は5本あり、安全のために接続道路の横断歩道部分には信号機はありますがロータリー内に信号は無く、ロータリー内の車道は時計回り方向の一方通行になっています。ヨーロッパでよくみられる風景です。
    また、線路沿いの道路を除くと、駅前から3方向へ放射線状に通りがあり、真南方向へ伸びているのが『くにたち』の象徴「大学通り」です。南西方向へ伸びているのが「富士見通り」でその名の通り富士山の方向へ道路が伸びています。南東側への通りが「旭通り」と呼ばれています。
    駅前ロータリーと3本の放射線通りのデザインは街づくりの秀逸なデザインだと思います。
  • 谷保天満宮(谷保天神)

    南武線「谷保」駅から徒歩5分ほどの場所にあり、菅原道真公・菅原道武公に由来する東日本最古の天満宮と聞かれる。交通安全発祥と学業の神として知れ渡り、交通安全祈願や合格祈願、学業成就祈願などで訪れる人も多い。神殿の周囲は池や林で囲まれており、甲州街道(国道20号)に面していながらも自然環境と厳かな雰囲気が保たれている。日中、林には大きめの鶏がおり、時々飛び交う場面も見られ、初めての訪問の際には驚かれる方も多いのでご注意を。

国立の地図を載せておきます。

くにたちのお気に入り

以下に、私のお気に入り的な『くにたち』の場所をリストしておきます。詳細に紹介するのが難しい場所もありますがご容赦を。

  • 文流
    国立駅から徒歩3分ほどの場所で、大学通りから少し脇道に入ったところにあるイタリアレストランです。洒落たお店が数件並ぶ小路の奥にあり、落ち着いた雰囲気と美味しい食事を楽しめます。ランチ時などは満席の場合も多いため予約がお薦めです。<詳しくはこちら
  • 高倉町珈琲
    国立駅から徒歩5分ほどの場所で大学通りに面しているビルの2階。おしゃべりしている方や読書しているかた、PC作業に集中している方などで比較的混んでいます。カウンターで注文する珈琲店ではなく、落ち着いた喫茶店スタイルでで食事メニューもあります。一人でも複数人でも気兼ねなく利用できるお店です。<詳しくはこちら
  • むさしの森珈琲 国立富士見台店
    南武線「谷保」駅から徒歩3分ほどにある「すかいらーくグループ」の珈琲店です。ファミリーレストラン形態の珈琲店で、駐車場もあり店内も明るいです。仲間や家族で気軽におしゃべりなどで時間を過ごすのに適していると思います。食事メニューもあり見た目オシャレなメニューが多いように感じます。<詳しくはこちら
  • 魚善(鮮魚店)
    南武線「谷保」駅から徒歩5分ほどの場所で、団地通りに面した鮮魚店です。間口数メートルで、おばちゃんとお兄さん2人で運営しているお店で、店先に鮮魚や自家製鮮魚加工品が並べ営業しています。魚は新鮮で、煮付けやサラダなどの加工品も美味しいです。いつまでも営業続けて欲しい昔ながらの鮮魚店です。
  • 鳥たけ(鶏肉・やきとり店) (2022年12月 「しばらく休業」の貼紙あり)
    南武線「谷保」駅から徒歩5分ほどの「国立ダイヤ街商店街」と呼ばれる昔ながらの狭いけど屋根がかかるアーケード商店街で営業しています。鶏肉屋ですが、その場でさばいて焼いているヤキトリが好きです。ヤキトリが焼きあがる時間帯にはお客さんが並ぶこともあります。
  • 豆腐・総菜屋 (2022年12月 「閉店」の貼紙あり)
    南武線「谷保」駅から徒歩5分ほどの「国立ダイヤ街商店街」の前述の「鳥たけ」から小路一本離れた場所にありますが、残念ながら屋号が判りません。豆腐・油揚げなどとともにパック詰めの総菜を販売しています。行くたびについ数種類の総菜を買ってしまいます。
  • 大学通りと一橋大学
    言わずと知れた大学通りと一橋大学ですが、ここ数年で一段と整備が進み、ますます魅力度がアップしている感があります。一橋大学構内は最近ドラマの撮影場所としてもよく利用されています。大学構内は一般市民でも散歩など可能です(新型コロナウイルス対策やイベントなどで構内入場規制の可能性あり、確認願います)ので大学通りと併せての散歩がお薦めです。

期待と課題

私が学生の頃住んでいた『くにたち』に比べて整備も進みより魅力ある街になったと思っていますが、学生の頃からなかなか解決できない課題もあります。より魅力的な街となるために、私が個人的に感じている『くにたち』の課題を、期待を込めてリストしておきます(あくまでも単なる個人の雑念です)。

  1. 街の中にまだまだ駐輪・放置自転車が多い
  2. 大学通り以外の駅近メインストリートの歩道が狭い
  3. 「多摩の青山」ではなく『くにたち』というブランドへ

以上

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https://omniblog.tokyo/kunitachi-omnibus/feed/01822
【初心者にもわかり易い】Googleアカウント作成方法https://omniblog.tokyo/google-accout/https://omniblog.tokyo/google-accout/#respondSat, 05 Nov 2022 14:30:00 +0000https://omniblog.tokyo/?p=1775

Googleサービスを有効利用するために必要なGoogleアカウントの作成方法を初心者にもわかり易く説明したブログ記事。]]>

皆さんもすでにご存じの通り、Googleはインターネット環境下において、GmailやGoogleマップ、YouTubeなどをはじめとして多種多様なサービスを提供しています。それらのサービス機能を有効利用するには「Googleアカウント」が必要となり、大部分のサービスを無料で利用することが出来ます。

「Googleアカウント」作成は無料で行うことが出来、用途に分けて複数のGoogleアカウントを作成したり、アカウントの種類(「自分用」と「ビジネス管理用」など)の選択も可能になっています。

このブログ記事を読むことで、Googleアカウント作成方法を知り、ご自分のGoogleアカウント作成が出来るようになります。それによりGoogle提供の各種サービス利用の前提が整いますので是非Googleアカウント作成を進めてみてください。

Googleが提供するサービスは「ゲスト」として使用可能なものもありますが、「ゲスト」での利用には制限がかかることが多いため、Googleアカウントでログインして使用することでサービスを有効に利用することが可能になります。GoogleアカウントはGoogleが提供するサービスを有効利用するためのユーザー情報登録で、PCやスマホ、タブレットがあれば無料で作成できます。

Googleアカウントを作成することで、生活やコミュニケーションに便利なGoogleの各種サービスを無料(一部高度な機能を除く)で利用できるほか、ホームページやブログ運営者などに嬉しいサイト評価やアクセス解析などのサービスも利用が可能になります。

以下にGoogleが提供していて一般的に良く知られているサービスをリストしておきます。Googleアカウント作成しログインすることでこれらの有効利用ができます。

Google提供の代表的なサービス
  • Google Chrome
    WEBサイト閲覧や履歴管理機能などを提供するWEBブラウザ
  • Google検索
    WEBメールサービス
  • Googleマップ
    多機能な地図サービス
  • Googleドライブ
    オンラインストレージサービス
  • Googleカレンダー
    オンラインカレンダーサービス
  • Googleプレイ
    Android端末向けコンテンツ配信サービス
  • Googleフォト
    オンライン写真・動画ストレージサービス
  • YouTube
    動画配信・共有サービス


    ☆☆☆ 以下はホームページやブログ管理者向け ☆☆☆
  • Google Search Console
    WEBサイト評価及び検索最適化支援サービス
  • Google Analytics(UA/GA4)
    WEBサイトのアクセス解析サービス


Googleのサービス全般についてはこちら「Googleのプロダクト」ページをご覧ください。

Googleアカウント作成手順

早速Googleアカウントを作成してみましょう。
作成手順は以下の流れで進みます。

  1. Googleアカウント作成ページをアクセスする。
  2. 作成するGoogleアカウントの種類を選択する。
  3. 氏名・ユーザー名・パスワードを登録する。
  4. 生年月日・性別を登録する。
  5. 利用規約に同意する。

それでは項目ごとに説明していきます。

Googleアカウント作成ページをアクセスする

Google アカウントの作成のためのページアクセス

各種Googleサービス画面などからも、アカウント作成画面へ行くことができますが、上のボタンクリックが手っ取り早いです。また、ビジネスで使用するアカウント作成希望の場合もこのボタンからどうぞ。

アクセス出来たら②へ

作成するGoogleアカウントの種類を選択する

作成するアカウント種類を決める

Googleアカウントには次の3種類あると考えてください。それぞれの目的や特徴を理解して作成しますが、このブログ記事では「自分用」の個人アカウント作成について説明していきます。

  • 自分用
    個人用のアカウントです。他の2つに合致する特別な理由や背景が無ければ「自分用」で個人アカウントを作成します。
  • ビジネス管理用
    「Googleビジネスプロフィール」を設定して、Googleマップや検索などのGoogleサービス上での掲載をおこなったり、エリア限定の情報掲載に繋げたりすることが可能になります。実店舗経営者やブランド戦略実施に適した利用が出来るアカウントになります。(「ビジネス管理用」アカウントについてのGoogle参照ページはこちら
  • お子様用
    Googleアカウントは、日本の場合は13歳未満の年齢では作成できません(それぞれ国の規制状況によって異なります)。ただし、13歳未満のお子様の利用するGoogleアカウントは、保護者のGoogleアカウントの管理下で、「ファミリー リンク」という方法を用いて用意することができます。(「お子様用」アカウントについてのGoogle参照ページはこちら

作成するアカウントの種類を決めてSTEP2へ進みます。

画面上で「自分用」を選択

以下画面上の「自分用」(「ビジネス管理用」であればそちらを)をクリックします。

Googleアカウント作成 開始画面
③へ進む

氏名・ユーザー名・パスワードを登録する

画面の入力項目確認

以下の項目を入力しますので、入力内容を決めます。

  • 姓・名
    本名もしくは芸名やニックネームでも可能(入力姓名での本人確認はありません)。
    Gmailの宛先名、YouTubeのコメント欄など、Googleサービス利用時に表示されます。
    後からの設定変更も可能です。
  • ユーザー名
    半角英数、数字、ピリオドが利用可能。そのままGmailアドレスになります。
    入力名が既に他のユーザーにて利用されている場合、登録できないため、その場合は別のものを考える必要があります。
    ユーザー名は後からの変更不可のため、要注意です。
    新規Gmailアドレス不要で、Googleアカウント作成のみしたい場合は、ユーザー名入力せず「代わりに現在のメールアドレスを使用」の部分を使用します。
  • パスワード・確認
    半角英字・数字・記号などを組み合わせて8文字以上で設定します。
    忘れるとログインできなくなるため注意してください。
画面入力作業

STEP1で確認した内容を以下の画面に入力します。

Googleアカウント設定 アカウント情報入力画面

【既存のメールアドレスを使用した場合】
メールアドレスの確認画面に遷移します。
使用メールアドレスに届く確認コードを入力して「確認」を押します。

「次へ」を押し④へ進む

生年月日・性別を登録する

「Googleへようこそ」画面入力項目確認

「Googleへようこそ」画面へ遷移したら以下の入力項目を確認します。

  • 電話番号(省略可)
    入力任意項目。後からでも入力可能。
    入力することでログイン時の2段階認証に対応可能でセキュリティが高まる。
  • 再設定用のメールアドレス(省略可)
    入力任意項目。後からでも入力可能。
    Gmail以外のメールアドレス登録でパスワード忘れ時の再設定可能になる。
  • 生年月日
    必須項目。西暦で入力。
    パスワード忘れなどの際に必要になるため正確な情報を入力すること。
    日本の場合13歳未満ではGoogleアカウント作成不可のため、その場合は「ファミリー リンク」でアカウント作成してください。(「お子様用」アカウントについてのGoogle参照ページはこちら
  • 性別
    必須項目。「女性」「男性」「指定しない」「カスタム」から選択。
    パスワード忘れなどの際に必要になるため正確な情報を入力すること。
画面入力作業

STEP1で確認した内容を以下の画面に入力します

Googleアカウント設定 生年月日性別入力画面
「次へ」を押し⑤へ進む

利用規約に同意する

「プライバシーポリシーと利用規約」を読む

「プライバシーポリシーと利用規約」ページへ遷移したら、内容をよく読み確認しましょう。長く難解な部分もあるかもしれませんが、重要な内容ですので理解に努めましょう。

「プライバシーポリシーと利用規約」への同意

「プライバシーポリシーと利用規約」内容に同意できる場合は「同意する」(下図赤枠部分)をクリックする。

Googleアカウント設定 規約同意画面

「同意します」を押した段階でGoogleアカウント作成が完了します。

Googleアカウント作成手順の完了

Googleアカウントでログインする

Googleアカウントでのログイン画面は、多くのGoogleサービスやGoogle公式ページなどに用意されていますが、本ブログ記事では、利用することも多いブラウザー「Google Chrome」からのログイン設定を紹介します。

では、作成したGoogleアカウントで早速ログインしてみましょう。

Google Chromeの起動

Google Chromeを起動すると、「Chromeはどなたが使用しますか?」という画面が表示され、その下に既に既存のGoogleアカウントのリストが表示されます。今までGoogleアカウントでのログイン履歴がない場合は「追加+」のみが表示されます。(違う画面の場合はSTEP2参照)

ログイン画面の呼出

表示されている「追加+」(下図赤枠部)をクリックします。


以前 Google Chromeを立ち上げ下の画像例右下の「起動時に表示する」のチェックを外した場合はこの画面は出てきませんので、その場合は画面右上の丸囲みのマーク(カーソルを持って行くと「Googleアカウント」もしくはアカウント名が表示される)をクリックし、「別のアカウントを追加」もしくは「+ 追加」をクリックします。(手順によってはSTEP3の画面へジャンプしますが、問題ではありませんのでSTEP3以降を行ってください)

Googleアカウント Chromeでのログイン画面

下の画面が表示されたら「ログイン」(赤枠部分)をクリック。

Googleアカウント ログイン画面
ログイン メールアドレス入力

Googleアカウント作成時にユーザー名として登録したメールアドレスを下図赤枠部分へ入力します。

入力したら「次へ」をクリック。

Googleアカウント ログインメールアドレス入力画面

ログイン パスワード入力

Googleアカウント作成時に登録したパスワードを下図赤枠部分へ入力します。

入力したら「次へ」をクリック。

Googleアカウント ログインパスワード入力画面
ログイン完了と同期有効化

以上でGoogleアカウントでのログインは完了して、Chrome上にアカウント名が登録されています。既にログインしているため各種Googleサービスの利用が可能になっていますが、他のデバイスからでもChrome上のGoogleアカウント情報が同期されるよう同期有効化の画面が出てきます。特別に同期を避けたい場合以外は同期を有効化した方が便利です。「有効にする」もしくは「いいえ」を選択してクリックします。

Googleアカウント設定 同期有効化画面

その他、アカウント関連の設定については、説明に従って必要に応じて設定してください。

ログイン作業の完了

複数のGoogleアカウント作成

Googleアカウントは、個人用とビジネス用で使い分けたり、個人用であっても目的や用途で使い分けたいなどのために、複数のアカウントを所有することができます。便利ですがパスワード管理などリスク管理も増えますのでむやみやたらに増やすことは避けるべきです。

Googleアカウントを追加したい場合は、上記のGoogleアカウント作成手順で追加作成できる他、以下の流れででも可能ですので必要に応じて試してください。

  1. Google Chromeを起動(既存Googleアカウントでログイン状態)
  2. Googleのトップページをアクセス
  3. 画面右上の丸囲みのご自分のGoogleアカウント表示部をクリック
  4. 「別のアカウントを追加」を選択、クリック
  5. 「アカウントを作成」から作成手順を進める

まとめ

本ブログ記事では以下の内容について、初心者にも出来るだけ判り易く説明してみました。

  • Googleアカウントとは何か?
  • Googleアカウント作成手順と入力項目説明
  • Googleアカウントでのログイン方法
  • 複数Googleアカウントの作成について

利用価値の高いGoogleアカウントですが、以下の注意点は覚えておきましょう。

Googleアカウント利用上の注意
  • 登録メールアドレス変更はできない。
  • 日本の場合13歳未満は自身のGoogleアカウント作成ができない。

以上

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